佐久バルーンフェスティバルに行ってきました
マンガ『よつばと』に気球を見に行く話があって、「一度気球の大会見てみたいなぁ」と思っていたら、長野県佐久市で毎年GWに「佐久バルーンフェスティバル」という気球の大会が行われている事を知り「コレだ!」と思い立って行ってきました。
↓『よつばと』より
↓ポスター
5/2の夕方に北陸新幹線に乗って東京駅から1時間20分で佐久平駅に到着。会場はここから車で10分程度でアクセス良し。『よつばと』にも描いてたように、気球の飛行は早朝と夕方に行われるのでこの日はレンタカーを借りて近くのホテルにチェックインし、明日に備えて早目に就寝しました。
翌朝5時起きで準備して、レンタカーで6時過ぎに会場着。早朝にも関わらずお客さんで一杯。気球は天候に極端に左右される乗り物なので、天気が一番心配だったけど風も穏やかで問題無さそう。会場では今大会のイメージキャラクター(ゆるキャラ?)「佐久の鯉太郎」気球や、HONDAのアシモ気球を膨らませている真っ最中。目の前でどんどん大きくなる気球に早くもテンションが上がる!
↓アシモ気球
そうこうしている内に、遠くから気球の大群がこちらに向かってくるのを発見。本来ならこの会場から一斉に飛び立つらしいのだけど、何かしらの理由でこの日は別の場所からの離陸となった模様。気球の大群が音もなく近づいてくる様は、宇宙から謎のエイリアンが襲撃に来ているよう。かなりの非日常感にこれまた興奮。
↓ぐるっと見回すとこんな感じ
気球の競技(「タスク」というらしい)は色々あって、今回は会場に描かれたマークに対して気球からマーカー(小さな砂袋)を投げてその距離の近さを競うというモノ。馴染みがないのでただ見ているだけだと分かりづらいけれど、会場内で流れる女性アナウンサーの解説が的確で分かりやすく感心しながら聞いてました。
気球というのはそもそもバーナーを使って上下にしか動かすことはできなくて、横方向へは風の動きを読む(高さによって風の向きが異なる)しかなく、しかも操縦者は1人だけなのでとても難しそう。そんな中で的確に目標地点の真上に位置しマーカーを投げ入れる様に、自然と会場からは拍手と歓声が沸き起こってました。
最初のタスクがひと段落したところで、朝ご飯に。会場には早朝にも関わらず沢山の屋台が出ていて目移りしてしまう。皆ビニールシートを敷いたりして思い思いに休憩。
係留した気球の試乗もやってましたが、気がついた時には長蛇の列ができていて今回は諦めました。残念!
次のタスクは15時からだけど、それまでにも子供向けの熱気球教室、バイクのトライアルショー、ニジマス釣り体験(釣れたらその場で塩焼きにして食べれます)、凧作り教室等様々な催し物があって楽しめるようになってます。
この日は夜7時からバルーンイリュージョンという楽しそうな夜間イベントがあったものの、帰りの新幹線もあったので昼12時くらいで撤収。そこから佐久平駅近くにある「佐久市子ども未来館」という施設に向かいました。特に期待してなかったけど、NASAのマーキュリー号が展示してあったり、プラネタリウムで大好きな「鷹の爪団」のプログラムを見たりと、予想以上に楽しめました。
↓リアルな動きをする恐竜もいる
それから車で20分ほど走った所にある布施温泉まで行き温泉に入って休憩。佐久平駅に戻ると、ちょうど地元のケーブルテレビでバルーンイリュージョンの様子を生中継していました。暗闇の中で一斉にバーナーを灯して浮かび上がる気球の光景はとても幻想的で、次回はぜひ生で見てみたいと思いました。
↓オフィシャルサイトにあった去年の写真
↓お土産に購入した「さくし(佐久市)ドロップス」