脳子の恋
- 作者: 中川翔子井口昇
- 出版社/メーカー: 太田出版
- 発売日: 2009/10/01
- メディア: 単行本
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家族に疎まれ誰にも愛されない悩みを抱えながら、どん底の生活を送る典子。ある日、典子は総務課の佐々木と出会い、恋をしてしまう……。そんな中、孤独だった典子に「見えない誰か」の手が差し伸べられて――。
井口昇祭りその3。
季刊「本人」で連載されていた井口監督原作、しょこたん画の問題作「脳子の恋」が完全版となって発売されました。
画がシロウトの域を超えてることにも当然驚かされたけど、内容の方が何倍もぶっ飛んでいた。おっぱいもキチガイも変態もはらわたもてんこ盛りだけどラブ・ストーリーでもある。ゾンビ映画の定番設定「愛している相手を殺さざるをえない」という展開もちょー好み。
井口監督としょこたんの役割分担がどのようにされたのかは知らないけど、井口監督っぽさもしょこたんっぽさも両方感じとれるし、2人とも好きな楳図かずおっぽさも感じる。「かわいさ」だけでしょこたんを好きな人などはドン引きするかもしれないけど、自分はもっと好きになりました。井口監督による映像化!は、さすがに無理かなー。