doy's Japanese Version Mix-8tracks
「日本語で歌われる洋楽」をテーマに作りました。ヒマな時にでも聴いてみて下さい。
doy's Japanese Version Mix-8tracks
収録曲についてざっと解説。
1.Krafty (Japanese Version) x New Order
アルバム「WAITING FOR THE SIRENS' CALL」の日本盤ボーナストラックとして収録。通常、日本語バージョンといえば元の歌詞を日本語に意訳したものになるが、日本語詩を担当したASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文はちょっと変わった詩を作った。聴いてみれば分かるが日本語として意味が通らない箇所が多い。実はこれ歌詞の意味をほとんど無視して空耳で作っているのだ。
歌詞カードをみて、「このこなれてない変な日本語は何?」と思ったのだ。
2005-03-27 - 伊藤剛のトカトントニズム
たとえば、「先に暗号で君を成さない」。なんだ? 意味が通らないぞ。元詞ヴァージョンと聴き比べてみてようやく何だかわかった。
これ「ソラミミ」だったのだ。「先に暗号で」ってのが元詞の "With just one more day" と、「君を成さない」が "Give me another night" と対応させられている。あと「上がる熱も」って箇所も "I've got to let to know" に対応したりしている。
2.Yoshimi Battles The Pink Robots Pt. 1 (Japanese Version) x The Flaming Lips
アルバム「Yoshimi Battles The Pink Robots」の日本盤ボーナストラックとして収録。日本語詩を担当したのは当時まだナンバーガールだった向井秀徳。タイトルの「Yoshimi」はボアダムズのYOSHIMI P-weのことなので、(多分)彼女にちなんで大阪弁の訳詞になっている。出だしはこんな感じ。
あのコはYoshimi
空手の黒帯
僕らの街のために
いつも鍛えとんねん
いつかきっと彼女は
メチャクチャ強い悪のマシーンを
シバキ倒すだろう
3.Shiroi Kuchibiruno Izanai (White Lips Kissed) x Mew
アルバム「And the Glass Handed Kites」の日本盤ボーナストラックとして収録。外国人が歌う日本語は通常たどたどしく聴こえるが、この曲では驚く程流暢な日本語が聴けてほとんど違和感がない。ちなみに彼らはデンマーク出身。
4.19(Japanese Version) x Paul Hardcastle
1985年に大ヒットした「19」。第二次世界大戦での戦士の平均年齢は26歳だったがベトナム戦争では19歳だったことを伝えるドキュメンタリーのナレーションをサンプリングしたこの曲は、その後日本語を含めた数カ国の言語で別バージョンが作成されました。日本語バージョンはアナウンサー小林完吾が担当。「じゅ、じゅ、じゅ、じゅ、じゅーきゅーさい」というフレーズに笑う人も多かったけど私は今でも好きです。「ダンシング80’s」というコンピ盤に収録。
5.Girl Friends (Japanese Version) x Avril Lavigne
アヴリル・ラヴィーンに何の思い入れもないのではっきり言うが超バカっぽい。そのバカっぽさが魅力でもある。このバージョンは配信限定でCD発売されていないらしい。
6.Kobune x Fernanda Takai
「One Brilhem Os Olhos Seus」の日本盤ボーナストラックとして収録。ブラジルのシンガー、フェルナンダ・タカイによるナラ・レオンのカバー曲。「渋谷系」が大好きな彼女が、ピチカート・ファイブなアレンジにのせて日本語で歌っている。この曲については↓こちらを参照。
Bossa Nova 2008-Fernanda takai「One Brilhem Os Olhos Seus」を聴いて
7.De Do Do Do De Da Da Da(Japanese Version) x Police
1980年に発売された曲の日本語バージョンで日本語詩は湯川れい子が担当。現在は日本盤「ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・スティング・アンド・ザ・ポリス」のボーナスCDに収録。たどたどしい日本語が笑える。
8.Toy Soldiers(Japanese Version) x Martika
1989年に大ヒットした曲の日本語バージョン。いわゆる一発屋でこれ以外に目立ったヒット曲はない。2005年にエミネムが「Like Toy Soldiers」のタイトルでサンプリングした。ベスト盤「Toy Soldiers: The Best of Martika」に収録。
実は半分以上の曲は所有していなくて、YouTubeからMP3のみを抽出して使用しました。音が良くないのはそのせいです。
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