STAR WARS ep3
注意:ネタバレしてます(一応伏せ字)。
ということで前日に「STAR WARS-クローン大戦」でばっちり予習して、109シネマズMM横浜に行ってきました(ここはDLPなんで映像がキレイ)。AM9:00からの第一回上映分を予約して行ったら意外とすいていてがっくし(混んでいたらそれはそれでイヤなんだけど)。本当に好きな人は先行上映とか、ヘイデン・クリステンセン目当てで日劇に行ったのかね。
で、本題。肝心要の「アナキンがダークサイドに落ちる瞬間」がまったく説得力がない。「この選択肢しかなかった」と観客に納得させる、というのがこの映画に1番必要なことなんだし、例えば「その直前」に「パドメとの幸せな生活」や「母との悲しい別れ」の映像がフラッシュバックされるみたいなベタベタな演出でもアリだったと思うんだよね。それが全然できてないもんだから「えーっ」って感じでした。
よく分からないのは、そんなこんなでダークサイドに堕ちたのに「パドメの死」を皇帝から聞かされて「ノー」としか言わないトコ。そこは「お前が助かるって言ったからダークサイドに堕ちたんじゃねーか」って怒んなきゃ。あと皇帝はどの段階でこの計画を練って、いつ頃からアナキンに目をかけていたのかね?結局ドゥークもその他側近も全員アナキンを手に入れるまでの布石でしかなかったみたいだけど、それっていくら何でも計画が壮大過ぎないか?そのくせ最後のツメは成り行き任せで大雑把ぽかったし(「あの場面」にアナキンが居ない可能性は考えなかったのか?)。
それでも新三部作の中では圧倒的に面白い(前二作が酷すぎたって説もあるが)。ジャージャーは一瞬出てくるだけだし、何よりも「2つの太陽を見ながらルークを抱えているオーウェン」のラストシーンにはグっと来ました。それにしても「火・だるま」になったアナキンの姿は超ヤバかった。アメリカでのレイティングはPG-13って聞いていたけど、納得。昨日の日記にも書いたけどできれば「クローン大戦」を見てから、そんなに期待せずに見るのがよろしいかと思います。