宇宙人マニアのロズウェル探索

ディスカバリーチャンネル)。「UFOが墜落した町」で有名なロズウェルで行われる「UFO墜落50周年記念フェスティバル」に、はるばるミネソタから宇宙人ヲタの青年がリポートにやってくるというドキュメンタリー。何はともあれロズウェル最高!町の人全員が矢追純一化していて、マジメな顔して次々にナイスなコメント(「アメリカ人の2%は宇宙人と接触しています」とか)をぶちまけてくれます。ちなみにスタートレックのコスプレ率かなり高し(一応レイア姫もいた)。フェスティバルでは「宇宙人追跡マラソン」(先頭を体中銀色に塗った「宇宙人役」を走らせて皆で追いかける)はあるし、美容室では「UFOカット」やってるし、ちゃんとした建物のUFO博物館はともかく、個人が運営しているUFO美術館(変な絵が飾ってあるだけ)なんてのもあって、実に微笑ましい。ここで売っているらしいロズウェルTシャツが超欲しかった。
でも、一番の見どころは実は宇宙人ヲタのリポーター、リーチ君。彼はいい年して親と同居中の典型的なナードで、お母さんに「ロズウェルに行って宇宙人に誘拐されたい」って相談したら、ロズウェル行きを許可してもらう条件として、「(身を守るために)銃の撃ち方を習いに行く」ことになってしまう。もちろん初めての経験でしどろもどろになり、インストラクターにあきれられてしまう。また、同行カメラマンに「彼女はいるの?」と聞かれ、「そういうのは聞かない約束だろ」とマジで怒ってしまったりと、ナードキャラ爆発。そんな彼にとってロズウェルはとても居心地が良かったようだ。そりゃそうだろう。一度は行ってみたいぞ、ロズウェル