タイ旅行記#3<二日目その2・死体博物館篇>
※今回はグロい画像や話題を含みますので、一応閲覧注意。
船上から次の目的地であるシリラート病院が見えてきた。
船着場「Thonburi Railway(N11)」へ到着。一緒の船に乗っていたタイ人女性(しまおまほさん似)が「シリラート病院へ行くのか?」と話しかけて来て、片言英語で世間話しながら病院まで案内してくれた。彼女は東京に行った事があるそうで「築地市場が面白かった」そうだ。
広大な病院内をウロウロしていたら目的地の看板を発見。
「シリラート医学博物館」通称「死体博物館」へ到着。
想像とは違うキレイな受付カウンターで入場券購入。
受付でパンフレットを貰う。「研究者のみならず、一般の方々にも、日常生活中の医学知識に貢献できる場所です。当博物館は入館者の方に異なる多様な視点を提供し、新たな学びの場を提供いたします」と良さげな事が書いてはあるけど、その下の写真が強烈。
ロッカーに荷物を預けていざ入館。ちなみに館内は写真撮影禁止(※印はネットから拝借したもの)。博物館は4つのセクションに分かれていて最初に「Ellis Pathological Museum(病理学博物館)」へ。
※パッと見では分からないけど、展示品は全て本物。
雰囲気は日本での「〜科学博物館」のノリに近く、大人だけでなく子供の見学も前提に作られている。実際に小学生くらいの子供を連れた親子を何組も見ました。
続いて「Parasitology Museum(寄生虫学博物館)」へ。こちらは寄生虫に関する資料館で、肥大化した睾丸など、二度と刺身が食べられなくなるくらい強烈な展示多数。
続いて「Songkran Niyomsane Forensic Medicine Museum(法医学博物館)」へ。この博物館は別名「シーウィー博物館」とも呼ばれていて、シーウィーとはタイで幼い子供を5人殺して内臓を食べた凶悪殺人犯の名前です。死刑となったシーウィーは死後も「供養する必要なし」とされ、この博物館でミイラとして未来永劫さらされる事になったそうです。
※電話ボックスみたいなモノに入れられ、女子中学生らにさらされるシーウィーさん。
ちなみにシーウィーの事件は映画化されていて、タイトルは『人喰殺人鬼 The Man-Eater (Zee Oui)』。レビューを読む限りは、シーウィーを「気の毒な人」として描いてるみたいでちょっと気になる。
『人喰殺人鬼 The Man-Eater (Zee Oui)』レビュー
シーウィー以外にも「レイプ犯」などがミイラ化されて展示されてます。さらに「被害者が着ていた洋服や下着」といったものも一緒に展示されてて「…それ、必要なくね?」と思いながら見てました。他にも額を銃で撃たれた人の頭部を真っ二つにしたもの等、ありとあらゆる死に方をした死体がたくさん並べられていました。
この3つのセクションだけでも結構な物量でしたが、別棟にある「Congdon Anatomical Museum(解剖学博物館)」にはさらに驚きの展示がありました。
こちらはタイの解剖学の権威であるコンドン教授の研究室ということで、博物館というより資料庫といった趣。ここだけはエアコンもなく、巨大な扇風機がいくつも設置されてました。
展示されている物量は半端なく、シャム双生児のホルマリン漬け標本だけでもゆうに20体以上あり驚愕。乳児、幼児の標本にはお供え的なオモチャ(恐ろしく安っぽい)が申し訳程度に並べられていて余計に複雑な気持ちになりました。他にも水頭症の少年や成人男女のホルマリン漬け標本等、よそでは決して見る事ができない貴重な品々が所狭しと並んでいました。
結局、全部見て回るのに二時間くらいかかりました。ショッキングな内容である事は間違いないし、万人にお勧めはできないけど、個人的には「死」と「生」は同次元で扱うべきだと考えているので、興味のある方にはお勧めします。
展示内容をもう少しご覧になりたい方はこちら。
博物館内の映像
ศิริราช 360º [by Mahidol] 4 พิพิธภัณฑ์การแพทย์ศิริราช (1/2)
ศิริราช 360º [by Mahidol] 4 พิพิธภัณฑ์การแพทย์ศิริราช (2/2)
【シリラート医学博物館情報】(パンフレットより)
住所:2 Wanglang Rd. Bangkoknoi Bangkok 10700
入場料:大人/200バーツ(約600円)(もう1つある博物館「Bimuksthan Museum」も含めると300バーツ(約900円))
営業時間:10時から17時
休み:祝祭日(official holidays)と火曜日
http://www.si.mahidol.ac.th/museums/en.html
#4へ続く
タイ旅行記#2<二日目その1・ワット・ポー篇>
ホテルで朝食を済ませて近所を散歩。なぜかビルの壁にスパイダーマンがいたり、プレデターが飾られていた。不思議。
道路の植え込みが象の形になってるのがタイっぽくてかわいい。
本日は巨大な涅槃仏で有名なワットポーへ 行ってみる事に。ホテルからタクシーで15分位らしいのだが、タイのタクシーというのは、メーターを使わず料金をぼったくったり、様々な理由で乗車拒否したりと一筋縄ではないそうだ。私が覚えたタイ語の一つは「ゴッ ミター ノォイ!(メーターを使って!)」。
何とかタクシー捕まえてワット・ポーへ到着。入場料100バーツ(約300円)。入口すぐの建物でいきなり涅槃仏とご対面。20バーツでコインを入手し、涅槃仏の背中側に置いてある108のお鉢にコインを入れていく。これで煩悩を消すらしい。
↓大きさの比較のため知らないおばさんと一緒に写す
↓謎の僧侶像
↓ワット・ポー内にあったポスター。「ブッダをデコってはいけません」w
↓タイ独特の美しい建築物
↓狛犬(的なモノ)がかわいい
ワット・ポーからすぐの所にある船着場「Tha Tien(N8)」から船に乗り次の目的地へ向かおうとするも、混沌としていて船の乗り方やチケットの買い方がさっぱり分からない。見よう見まねで乗り込むが気がついたら逆方向へ向かっていた。慌てて下船してチケット売り場のお兄さんに相談してようやく正しい船に乗船。料金は片道40バーツ(約120円)。
↓チケット売り場 船の旗の色で見分けるらしい
↓現代芸術的な船に乗って再出発
#3へ続く
タイ旅行記#1<初日・コンバース探索篇>
GW にタイへ一人旅してきました。3〜5月のタイは乾季でも雨季でもない熱季(連日37度以上で雨も結構降る)で、しかも「初日以外はずっと雷雨」という天気予報も出ていましたが、とにもかくにも出発。
タイ航空の便で羽田から6時間ちょっとでバンコクのスワンナプーム空港に到着。空港から出た瞬間にモワッとする熱気にクラクラ。空港から市内まではエアポートレールリンクに乗って30分ほどとアクセス抜群。終点パヤタイ駅までの料金は45バーツ(約135円)。
↓エアポートレールリンクの乗車券にあたるトークン
ここからバンコク市内の主要な交通機関であるBTS(高架鉄道)に乗り換え。その前にBTSで使用できるチャージ可能なICカード、ラビットカードを購入。
↓こちらがラビットカード
ホテルのあるナショナル・スタジアム駅に夕方到着。ホテルは目の前で利便性最高。連日猛暑で5分も歩けば汗だくになったので、駅に近い事でずいぶん助かった。1Fがセブンイレブンにもなってるし、部屋もコンパクトながらキレイでWi-Fiもあるし至れり尽くせり。
↓ホテル入り口
少し落ち着いてからコンバースのショップを探す事に。なぜコンバースかというと、少し前に日本未発売のセックス・ピストルズモデルのコンバースが発売されていてこれが欲しかったから。オンラインで個人輸入できる所も探してみたけど、どこも日本への発送がNGだった。タイではコンバースが大人気で直営店も多数ある模様。結果的にはあっさり探していたスニーカーを発見。サイズもどんぴしゃ。娘さんも欲しがっていたのでこちらは後日探す事に。
↓無事にゲットできました
デパート内のオシャレなフードコートで夕食を済ませようとしたが、システムが分からずウロウロ。各店で会計を済ませて好きな席で食べるだけかと思ったら、注文後レシートをもらってから席に着き店員さんにレシートを渡して持ってきてもらい、最後にまとめて会計する流れだったみたい。
↓パッタイ 170バーツ(約540円)
ブラブラしながらホテルに戻り、1Fのコンビニで夜食用にとカップ麺購入。いざ食べようとした時点で割り箸的なものがない事に気がつく。しかしフタを開けてみると中に折りたたまれたプラスチック製のフォークが入っていた。これは便利!おかげで無事に食べる事ができました。
↓日本でも採用してほしい
#2に続く
2015年に読んで面白かった本
ちょっと遅くなったけど2015年に読んで面白かった本をまとめました。
「エッチな現場を覗いてきました!」菅野久美子
軽い気持ちで読み始めたら、第1章の「コアマガジン「スーパー写真塾」の編集部を覗いてみた!」から想像の斜め上を行く展開にひっくり返り、以降も「男の娘AV」や「大浣腸祭り」と続き、締めの「夢の大人の遊園地」まで一気に読みました。世界の秘境とかじゃなくて、いつも歩いてる道のほんの裏側に想像もつかない世界があるのだと思い知らされました。
「ニュー・オーダーとジョイ・ディヴィジョン、そしてぼく」バーナード・サムナー
ニュー・オーダー10年振りのニュー・アルバムと同時発売されたバーナード・サムナーの自伝。これまで語られる事のなかったプライベートな話がてんこ盛り。この人は能天気な快楽主義者でもあり、一方ですごく繊細な一面を持ってて複雑なパーソナリティの持ち主と思ってたけど、この本を読んで色々納得させられました。盟友フッキーとの確執は読んでて辛かったっす。
ニュー・オーダーとジョイ・ディヴィジョン、 そしてぼく (ele-king books)
- 作者: バーナード・サムナー,萩原麻理
- 出版社/メーカー: Pヴァイン
- 発売日: 2015/09/18
- メディア: 単行本
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「猫に知られるなかれ」深町秋生
終戦後の東京を舞台にした話という事で、最初は取っ付きにくいかもと思ってたら、タイプの異なる二人の男性による裏社会バディものとしてぐいぐい惹きつけられました。深町さんも好きな韓国映画『新しき世界』が好きな人にはオススメ。
「ウェス・アンダーソンの世界 ファンタスティックMr.FOX」ウェス・アンダーソン
映画のメイキング本の類は好きなのでちょくちょく買ってます。2015年は『ベイマックス』や『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のメイキング本も良かったけど、大好きな『ファンタスティックMr.FOX』のメイキング本が美麗写真満載で最高でした。ストップモーションのメイキング写真って見ててニヤニヤしちゃうんですよね。
ウェス・アンダーソンの世界 ファンタスティック Mr.FOX
- 作者: ウェス・アンダーソン,篠儀直子
- 出版社/メーカー: DU BOOKS
- 発売日: 2015/11/13
- メディア: 単行本
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「うちの子になりなよ ある漫画家の里親入門」古泉智浩
漫画家の古泉智浩による里親体験エッセイコミック。古泉さんの文章は飾り気が無く、格好悪い自分もさらけ出す正直さがあって心打たれます。クロ現とかで取り上げたらいいと思う。
台湾歌手、謝金燕をチェックせよ!
年末年始に台北に行って来ました。旅行記は改めて書くつもりですが、今回は台北旅行で発見したある歌手のお話。
今回の旅行は台北101(2008年まで世界一の高層ビルだった台北のランドマーク)で毎年行われるカウントダウン花火を見る事が目的だったのですが、その近くで「2016臺北最HIGH新年城」という野外音楽イベントも行われていました。とはいえ台湾の音楽の事は全く知らないし興味もなかったので、軽ーい気持ちで会場付近をブラブラしていたら、超アゲアゲなダンスミュージックが流れて来ました。
↓会場付近はこんな感じ。ゴッサムシティかと思ったw。
会場に設置された巨大モニターを見てみると「巨大なピザを背負った美人」が踊りながら歌っていて、「何度も早着替え」して、「車輪のついたバスタブ」に乗り、「日本語で『妖怪ウォッチ』の『ようかい体操第一』」を歌い、「ジバニャンのヌイグルミを会場にばらまき」、最後に「真っ赤な猫バスに猫コスプレで乗って歌う」という、狂ったパフォーマンスをしていて驚愕しました。
文字で読んでも全く伝わらないと思うので証拠画像、証拠映像をどうぞ。
↓なぜピザを背負う
↓なぜ猫のコスプレ
↓パフォーマンスを3分にまとめたダイジェスト版
↓こちらが完全版
2016台北最High新年城跨年演唱會 謝金燕 姐姐 要發達 愛情陷阱 pupple pop 妖怪手錶 蹦X趴
腋に何か描いてるると思ってよく見たら「2016」って描いてあったw。
改めて調べたら彼女は「謝金燕」(しえ・じんいぇん、Jeannie Hsieh)という台湾の歌手で、何と41歳!しかも15歳くらいの子供(未婚の母で父親は非公開)までいるという。美人でスタイルも良くてそれだけでも十分なのに、(ちょっとダサめだけどクセになる)ダンスミュージックに乗って、電気グルーヴやゴールデン・ボンバーなみの狂ったパフォーマンスを行うというありえないほどのサービス精神にすっかり虜になりました。
この日、上記の台北のカウントダウンイベントの直後に、高雄(台湾第二の都市)の音楽イベントにも出演していて、そちらではピザではなくドーナツを背負ってましたw。
そんな彼女のMVが、これまた最高なのでまとめてどうぞ。
Cpop Chinese Song "Sister" (Taiwan Music 2013)
謝金燕官方HD「蹦X趴」卡漫舞曲大首播 Jeannie Hsieh-蹦蹦趴[Taiwan Singer]
謝金燕官方HD「要發達」發達舞曲MV大首播 Jeannie Hsieh
一般的にダサいとされてるモノを過剰に押し出すことでむしろカッコ良くなるという意味では、私の中では氣志團やDie Antwoordに通じるモノを感じましたね。
凄いよ謝金燕!ぜひサマソニとかで呼んで下さい!絶対に受けるから!
跳針舞曲 2013 謝金燕 Jeannie 跳針舞曲 2013(台湾盤)
- アーティスト: 謝金燕,JEANNIE,謝金燕(歌手)
- 出版社/メーカー: 美樂帝?
- 発売日: 2013/08/14
- メディア: CD
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音楽映画ベストテン
毎年恒例のベストテン企画、音楽映画ベストテンに参加します。
順不同です。
- ストップ・メイキング・センス(1984)
- 24アワー・パーティ・ピープル(2002)
- ザ・グレイト・ロックンロール・スウィンドル(1980)
- さらば青春の光(1979)
- グランマ・ローファイ シグリドゥル・ニールスドッティルの秘密のカセットテープ(2011)
- ドゥ・ザ・ライト・シング(1989)
- ビーツ、ライムズ・アンド・ライフ ~ア・トライブ・コールド・クエストの旅~(2011)
- (500)日のサマー(2009)
- ハッピー フィート(2006)
- ファントム・オブ・パラダイス(1974)
以下、ざっくり解説。
「音楽映画」と聞いて真っ先に思いついたのがこちら。トーキング・ヘッズのライブ映像だけど、彼らの事を知らない人でも間違いなく楽しめる。オープニングの時点でステージには何もなく、1曲演るごとにセットが組み上がっていく演出が新鮮で面白い。監督はジョナサン・デミ。
24アワー・パーティ・ピープル
ニュー・オーダーやハッピー・マンデーズがいたファクトリーレコードの栄枯盛衰を描いた映画だけど構成が変わってる。レーベル社長のトニー・ウィルソンが主人公で、同時に彼は狂言回しキャラでもあり、突然カメラ目線になって「この女は数年後に僕を捨てる」といったメタ的発言をするので混乱する。最近出たバーナード・サムナーの自伝によると、ファンから「あの映画の出来事は本当なのか?」とよく聞かれるらしい。彼はその度に「いいや」と答えて相手をがっかりさせた後に、「実際はもっと過激だった」と答えるそうだw。
ザ・グレイト・ロックンロール・スウィンドル
『24アワー・パーティ・ピープル』のオープニングに重要な役どころで登場するセックス・ピストルズの映画。表向きはピストルズの伝記映画だけど、実際には事実とフェイクが絶妙に混じったある意味フェイク・ドキュメンタリー的な作品。同じジュリアン・テンプル監督で後に史実に基づいた『ノー・フューチャー』という映画も作られたけど、どちらが面白いかといえば、圧倒的に前者。そもそもタイトルが『偉大なロックンロール詐欺』だからね。騙されてナンボですよ。
映画を観た翌日にモッズパーカー買いに走ったくらい影響受けました。中二病的な人が観たら立ち直れないかもしれないので注意。ベルボーイ!
グランマ・ローファイ シグリドゥル・ニールスドッティルの秘密のカセットテープ
アイスランドに住むおばあちゃんのドキュメンタリー。彼女は70歳から宅録(パソコンではなく、簡易的なステレオを使ったピンポン録音)を始め、その結果7年間で59枚のアルバムを作成しました。音楽はもちろん、ジャケも作るし、レコード屋への卸も全部自分でやるDIY精神のお手本のようなおばあちゃんの愛らしさと、それをイロモノとしてではなく素直に受け入れるアイスランドの音楽シーンの懐の広さに癒されます。ムーム等アイスランドのミュージシャンがゲスト出演してるのも嬉しい。
The Basement Tapes of Sigriour Nielsdottir - シグリドゥル・ニールスドッティルの秘密のカセットテープ (DVD+CD)
- アーティスト: Grandma Lo-Fi,グランマ・ローファイ,Sigriour Nielsdottir
- 出版社/メーカー: AFTERHOURS
- 発売日: 2015/03/04
- メディア: CD
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HIP-HOP、ブラック・カルチャー、人種問題、ファッション、ラジカセから大音量で流れるパブリック・エネミーの「FIGHT THE POWER」、そして暴動。そのどれもが衝撃的で、若い頃に相当影響を受けました。ラストで和解するみたいな安易さで終わらないのも好きです。
ビーツ、ライムズ・アンド・ライフ ~ア・トライブ・コールド・クエストの旅~
HIP-HOPからもう一本。大好きなア・トライブ・コールド・クエストのドキュメンタリー。メンバーの病気や軋轢などが赤裸々に語られてて観ててちょっと辛くなりました…。先日メンバーの一人、DJ ALIが来日して1stアルバムの25周年記念盤にサインして貰ったので、その記念にランクインw。
ビーツ、ライムズ・アンド・ライフ ~ア・トライブ・コールド・クエストの旅~ [DVD]
- 出版社/メーカー: トランスフォーマー
- 発売日: 2013/04/05
- メディア: DVD
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若い頃にザ・スミスを聴いて、今でもジョイ・ディヴィジョンのTシャツとか着てる自分にとっては、劇薬としか言えない危険な映画。自意識が高く屈折した青年に、エレベーターで「私もその曲好き❤️」なんて安易に言っちゃダメ、絶対。
ハッピー・フィート
音楽映画というよりダンス映画に近いかも。『マッド・マックスFR』のジョージ・ミラー監督がその前に手がけたのが本作(1&2)。歌のうまさでヒエラルキーが決まるペンギンの世界で、音痴で世界に馴染めない主人公が孤軍奮闘して仲間を救おうとするんだけど、その姿にマックスを重ねるのもありだと思う。
当初はちょっとベタ過ぎる気がして入れないつもりだったんだけど、昨晩BSで放送されてるのを観たらやっぱり面白くてランクイン。『セッション』もそうだけど、素晴らしい音楽は狂気から生まれるという面白さと哀しさ。
ロンドン旅行記#14<五日目その3・最後の晩餐篇>
ロンドンに来て気がついたのはムスリムの女性が多い事(
買い物を終えて地下鉄で帰ろうと思ったけど、
↓途中で休憩しながらハイドパークをぶらり散歩
40分ほど歩いて宿に到着。明日は帰国なので、近所のパブ「ザ・
ブームタウン・ラッツの「I Don't Like Mondays」(邦題「哀愁のマンデー」)!
この曲はアメリカの16歳の少女が誕生日に買ってもらったライ
そんな出自はともかく、
そんなこんなでロンドン旅行記はこれでおしまいです。