タイ旅行記#1<初日・コンバース探索篇>

GW にタイへ一人旅してきました。3〜5月のタイは乾季でも雨季でもない熱季(連日37度以上で雨も結構降る)で、しかも「初日以外はずっと雷雨」という天気予報も出ていましたが、とにもかくにも出発。

タイ航空の便で羽田から6時間ちょっとでバンコクスワンナプーム空港に到着。空港から出た瞬間にモワッとする熱気にクラクラ。空港から市内まではエアポートレールリンクに乗って30分ほどとアクセス抜群。終点パヤタイ駅までの料金は45バーツ(約135円)。

 

↓エアポートレールリンクの乗車券にあたるトークン

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ここからバンコク市内の主要な交通機関であるBTS高架鉄道)に乗り換え。その前にBTSで使用できるチャージ可能なICカード、ラビットカードを購入。

 

↓こちらがラビットカード

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ホテルのあるナショナル・スタジアム駅に夕方到着。ホテルは目の前で利便性最高。連日猛暑で5分も歩けば汗だくになったので、駅に近い事でずいぶん助かった。1Fがセブンイレブンにもなってるし、部屋もコンパクトながらキレイでWi-Fiもあるし至れり尽くせり。

 

↓ホテル入り口

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少し落ち着いてからコンバースのショップを探す事に。なぜコンバースかというと、少し前に日本未発売のセックス・ピストルズモデルのコンバースが発売されていてこれが欲しかったから。オンラインで個人輸入できる所も探してみたけど、どこも日本への発送がNGだった。タイではコンバースが大人気で直営店も多数ある模様。結果的にはあっさり探していたスニーカーを発見。サイズもどんぴしゃ。娘さんも欲しがっていたのでこちらは後日探す事に。

 

↓こちらがピストルズモデルのコンバーススニーカー

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↓無事にゲットできました

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デパート内のオシャレなフードコートで夕食を済ませようとしたが、システムが分からずウロウロ。各店で会計を済ませて好きな席で食べるだけかと思ったら、注文後レシートをもらってから席に着き店員さんにレシートを渡して持ってきてもらい、最後にまとめて会計する流れだったみたい。

 

パッタイ 170バーツ(約540円)

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ブラブラしながらホテルに戻り、1Fのコンビニで夜食用にとカップ麺購入。いざ食べようとした時点で割り箸的なものがない事に気がつく。しかしフタを開けてみると中に折りたたまれたプラスチック製のフォークが入っていた。これは便利!おかげで無事に食べる事ができました。

 

↓日本でも採用してほしい

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#2に続く

2015年に読んで面白かった本

ちょっと遅くなったけど2015年に読んで面白かった本をまとめました。

「エッチな現場を覗いてきました!」菅野久美子

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軽い気持ちで読み始めたら、第1章の「コアマガジンスーパー写真塾」の編集部を覗いてみた!」から想像の斜め上を行く展開にひっくり返り、以降も「男の娘AV」や「大浣腸祭り」と続き、締めの「夢の大人の遊園地」まで一気に読みました。世界の秘境とかじゃなくて、いつも歩いてる道のほんの裏側に想像もつかない世界があるのだと思い知らされました。

 

エッチな現場を覗いてきました!

エッチな現場を覗いてきました!

 

 



ニュー・オーダージョイ・ディヴィジョン、そしてぼく」バーナード・サムナー

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ニュー・オーダー10年振りのニュー・アルバムと同時発売されたバーナード・サムナーの自伝。これまで語られる事のなかったプライベートな話がてんこ盛り。この人は能天気な快楽主義者でもあり、一方ですごく繊細な一面を持ってて複雑なパーソナリティの持ち主と思ってたけど、この本を読んで色々納得させられました。盟友フッキーとの確執は読んでて辛かったっす。

 

ニュー・オーダーとジョイ・ディヴィジョン、 そしてぼく (ele-king books)

ニュー・オーダーとジョイ・ディヴィジョン、 そしてぼく (ele-king books)

 

 

 


「猫に知られるなかれ」深町秋生

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終戦後の東京を舞台にした話という事で、最初は取っ付きにくいかもと思ってたら、タイプの異なる二人の男性による裏社会バディものとしてぐいぐい惹きつけられました。深町さんも好きな韓国映画『新しき世界』が好きな人にはオススメ。

 

猫に知られるなかれ

猫に知られるなかれ

 

 

 


ウェス・アンダーソンの世界 ファンタスティックMr.FOXウェス・アンダーソン

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映画のメイキング本の類は好きなのでちょくちょく買ってます。2015年は『ベイマックス』や『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のメイキング本も良かったけど、大好きな『ファンタスティックMr.FOX』のメイキング本が美麗写真満載で最高でした。ストップモーションのメイキング写真って見ててニヤニヤしちゃうんですよね。

ウェス・アンダーソンの世界 ファンタスティック Mr.FOX

ウェス・アンダーソンの世界 ファンタスティック Mr.FOX

 

 

 

 

「うちの子になりなよ ある漫画家の里親入門」古泉智浩

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漫画家の古泉智浩による里親体験エッセイコミック。古泉さんの文章は飾り気が無く、格好悪い自分もさらけ出す正直さがあって心打たれます。クロ現とかで取り上げたらいいと思う。

 

うちの子になりなよ (ある漫画家の里親入門)

うちの子になりなよ (ある漫画家の里親入門)

 

 

台湾歌手、謝金燕をチェックせよ!

年末年始に台北に行って来ました。旅行記は改めて書くつもりですが、今回は台北旅行で発見したある歌手のお話。

今回の旅行は台北101(2008年まで世界一の高層ビルだった台北のランドマーク)で毎年行われるカウントダウン花火を見る事が目的だったのですが、その近くで「2016臺北最HIGH新年城」という野外音楽イベントも行われていました。とはいえ台湾の音楽の事は全く知らないし興味もなかったので、軽ーい気持ちで会場付近をブラブラしていたら、超アゲアゲなダンスミュージックが流れて来ました。

 

↓会場付近はこんな感じ。ゴッサムシティかと思ったw。

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会場に設置された巨大モニターを見てみると「巨大なピザを背負った美人」が踊りながら歌っていて、「何度も早着替え」して、「車輪のついたバスタブ」に乗り、「日本語で『妖怪ウォッチ』の『ようかい体操第一』」を歌い、「ジバニャンのヌイグルミを会場にばらまき」、最後に「真っ赤な猫バスに猫コスプレで乗って歌う」という、狂ったパフォーマンスをしていて驚愕しました。

文字で読んでも全く伝わらないと思うので証拠画像、証拠映像をどうぞ。

 

↓なぜピザを背負う

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↓なぜ猫のコスプレ

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↓パフォーマンスを3分にまとめたダイジェスト版


2016臺北最HIGH新年城跨年晚會│謝金燕

 

↓こちらが完全版


2016台北最High新年城跨年演唱會 謝金燕 姐姐 要發達 愛情陷阱 pupple pop 妖怪手錶 蹦X趴

 

腋に何か描いてるると思ってよく見たら「2016」って描いてあったw。


改めて調べたら彼女は「謝金燕」(しえ・じんいぇん、Jeannie Hsieh)という台湾の歌手で、何と41歳!しかも15歳くらいの子供(未婚の母で父親は非公開)までいるという。美人でスタイルも良くてそれだけでも十分なのに、(ちょっとダサめだけどクセになる)ダンスミュージックに乗って、電気グルーヴやゴールデン・ボンバーなみの狂ったパフォーマンスを行うというありえないほどのサービス精神にすっかり虜になりました。

 

この日、上記の台北カウントダウンイベントの直後に、高雄(台湾第二の都市)の音楽イベントにも出演していて、そちらではピザではなくドーナツを背負ってましたw。

 

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そんな彼女のMVが、これまた最高なのでまとめてどうぞ。

 


Cpop Chinese Song "Sister" (Taiwan Music 2013)

 


謝金燕官方HD「蹦X趴」卡漫舞曲大首播 Jeannie Hsieh-蹦蹦趴[Taiwan Singer]

 


謝金燕官方HD「要發達」發達舞曲MV大首播 Jeannie Hsieh



一般的にダサいとされてるモノを過剰に押し出すことでむしろカッコ良くなるという意味では、私の中では氣志團Die Antwoordに通じるモノを感じましたね。

 

凄いよ謝金燕!ぜひサマソニとかで呼んで下さい!絶対に受けるから!


跳針舞曲 2013 謝金燕 Jeannie 跳針舞曲 2013(台湾盤)

跳針舞曲 2013 謝金燕 Jeannie 跳針舞曲 2013(台湾盤)

 

 

音楽映画ベストテン

毎年恒例のベストテン企画、音楽映画ベストテンに参加します。

 

d.hatena.ne.jp

 

順不同です。

 

  • 24アワー・パーティ・ピープル(2002)
  • ザ・グレイト・ロックンロール・スウィンドル(1980)
  • グランマ・ローファイ シグリドゥル・ニールスドッティルの秘密のカセットテープ(2011)
  • ビーツ、ライムズ・アンド・ライフ ~ア・トライブ・コールド・クエストの旅~(2011)

 

以下、ざっくり解説。

 

ストップ・メイキング・センス


「音楽映画」と聞いて真っ先に思いついたのがこちら。トーキング・ヘッズのライブ映像だけど、彼らの事を知らない人でも間違いなく楽しめる。オープニングの時点でステージには何もなく、1曲演るごとにセットが組み上がっていく演出が新鮮で面白い。監督はジョナサン・デミ

 


24アワー・パーティ・ピープル


ニュー・オーダーハッピー・マンデーズがいたファクトリーレコードの栄枯盛衰を描いた映画だけど構成が変わってる。レーベル社長のトニー・ウィルソンが主人公で、同時に彼は狂言回しキャラでもあり、突然カメラ目線になって「この女は数年後に僕を捨てる」といったメタ的発言をするので混乱する。最近出たバーナード・サムナーの自伝によると、ファンから「あの映画の出来事は本当なのか?」とよく聞かれるらしい。彼はその度に「いいや」と答えて相手をがっかりさせた後に、「実際はもっと過激だった」と答えるそうだw。

24アワー・パーティ・ピープル [DVD]

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ザ・グレイト・ロックンロール・スウィンドル


『24アワー・パーティ・ピープル』のオープニングに重要な役どころで登場するセックス・ピストルズの映画。表向きはピストルズの伝記映画だけど、実際には事実とフェイクが絶妙に混じったある意味フェイク・ドキュメンタリー的な作品。同じジュリアン・テンプル監督で後に史実に基づいた『ノー・フューチャー』という映画も作られたけど、どちらが面白いかといえば、圧倒的に前者。そもそもタイトルが『偉大なロックンロール詐欺』だからね。騙されてナンボですよ。

ザ・グレイト・ロックンロール・スウィンドル [DVD]

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さらば青春の光


映画を観た翌日にモッズパーカー買いに走ったくらい影響受けました。中二病的な人が観たら立ち直れないかもしれないので注意。ベルボーイ!

さらば青春の光 [Blu-ray]

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グランマ・ローファイ シグリドゥル・ニールスドッティルの秘密のカセットテープ

 

アイスランドに住むおばあちゃんのドキュメンタリー。彼女は70歳から宅録(パソコンではなく、簡易的なステレオを使ったピンポン録音)を始め、その結果7年間で59枚のアルバムを作成しました。音楽はもちろん、ジャケも作るし、レコード屋への卸も全部自分でやるDIY精神のお手本のようなおばあちゃんの愛らしさと、それをイロモノとしてではなく素直に受け入れるアイスランドの音楽シーンの懐の広さに癒されます。ムームアイスランドのミュージシャンがゲスト出演してるのも嬉しい。

The Basement Tapes of Sigriour Nielsdottir - シグリドゥル・ニールスドッティルの秘密のカセットテープ (DVD+CD)

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ドゥ・ザ・ライト・シング


HIP-HOP、ブラック・カルチャー、人種問題、ファッション、ラジカセから大音量で流れるパブリック・エネミーの「FIGHT THE POWER」、そして暴動。そのどれもが衝撃的で、若い頃に相当影響を受けました。ラストで和解するみたいな安易さで終わらないのも好きです。

ドゥ・ザ・ライト・シング [DVD]

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ビーツ、ライムズ・アンド・ライフ ~ア・トライブ・コールド・クエストの旅~

 

HIP-HOPからもう一本。大好きなア・トライブ・コールド・クエストのドキュメンタリー。メンバーの病気や軋轢などが赤裸々に語られてて観ててちょっと辛くなりました…。先日メンバーの一人、DJ ALIが来日して1stアルバムの25周年記念盤にサインして貰ったので、その記念にランクインw。

 

 

(500)日のサマー


若い頃にザ・スミスを聴いて、今でもジョイ・ディヴィジョンのTシャツとか着てる自分にとっては、劇薬としか言えない危険な映画。自意識が高く屈折した青年に、エレベーターで「私もその曲好き❤️」なんて安易に言っちゃダメ、絶対。

 

ハッピー・フィート


音楽映画というよりダンス映画に近いかも。『マッド・マックスFR』のジョージ・ミラー監督がその前に手がけたのが本作(1&2)。歌のうまさでヒエラルキーが決まるペンギンの世界で、音痴で世界に馴染めない主人公が孤軍奮闘して仲間を救おうとするんだけど、その姿にマックスを重ねるのもありだと思う。

ハッピー フィート [Blu-ray]

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ファントム・オブ・パラダイス


当初はちょっとベタ過ぎる気がして入れないつもりだったんだけど、昨晩BSで放送されてるのを観たらやっぱり面白くてランクイン。『セッション』もそうだけど、素晴らしい音楽は狂気から生まれるという面白さと哀しさ。

 

ロンドン旅行記#14<五日目その3・最後の晩餐篇>

再びメリルボーン駅に戻って来てから、家族へのお土産を買う為にハロッズへ。言わずと知れた高級デパートです。場違い感ハンパない。


ロンドンに来て気がついたのはムスリムの女性が多い事(男性も多いと思うが、どうしても女性が目立つ)。色んな場所で顔をスカーフで覆った姿を見かけました。ムスリムの女性→敬虔で信心深い→気弱でおとなしい、みたいな勝手な思い込みがあったんだけど、皆一様に元気!マダム・タッソー館では、好きなスターとの2ショットを撮る為に何度か撮影を頼まれたし、ここハロッズでもめんどくさげなダンナやはしゃぐ子供を怒鳴りつけながら、ショッピングを楽しんでました。
 
 
↓イメージ画像です

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買い物を終えて地下鉄で帰ろうと思ったけど、よく考えたらハイドパークの近くに泊まったにもかかわらず、一度も行ってなかったので、帰りは徒歩でハイドパークを南から北へと縦断する事に。


↓途中で休憩しながらハイドパークをぶらり散歩

https://instagram.com/p/7ybZkuA1tW/

 
↓映画『けいおん!』にも出てきた犬の糞ポスト

https://instagram.com/p/7ycCGtg1uV/

 

 

↓リスを発見し近づく娘さん

https://instagram.com/p/7yeRY5g1i1/

 
 
日曜の夕方で皆思い思いにのんびりと過ごしていました。日本だとこういう場所では「コレコレは禁止」みたいな看板がたくさん立ってたりするけど、そういうのは全く見かけませんでした。一概にどちらがいいとは言えないけど、日本は禁止事項やマナー推奨が過ぎるようにも感じましたね。あと、先日観た映画『ピクセル』ではここハイドパークがエイリアンと戦う舞台になってて、ちょっと嬉しかった。


40分ほど歩いて宿に到着。明日は帰国なので、近所のパブ「ザ・スワン」にて最後の晩餐。
 

https://instagram.com/p/7yemrig1ji/

 

ここはロンドンでも老舗のパブで、名物が皿からはみ出す巨大なフィッシュ&チップス!ビールとの相性最高で美味しかった!
 

https://instagram.com/p/7yfxpAg1k6/



↓店内でライブもやってます

https://instagram.com/p/7yf7tYg1lK/

 
いい気分で飲んでいたら聴き馴染みのある曲が演奏されました。その曲はこちら。

ブームタウン・ラッツの「I Don't Like Mondays」(邦題「哀愁のマンデー」)!



この曲はアメリカの16歳の少女が誕生日に買ってもらったライフルで通学途中の子供を撃ちまくった事件を基にしてます。逮捕された少女は犯行理由を問われ「I Don't Like Mondays」と答えたのでした。
 
 


そんな出自はともかく、この曲が流れると店内の客が一斉に歌い始めた!私も歌った!奇しくも今日は日曜日。色んな国の老若男女が明日の仕事や学校の事を考えて「月曜日なんか大嫌いだ〜!」と歌う様はとても面白かったですw。


そんなこんなでロンドン旅行記はこれでおしまいです。長らくお付き合いいただきありがとうございました。
 

ロンドン旅行記#13<五日目その2・ロアルド・ダール博物館篇>

ブリックレーンからバスで30分ほどでメリルボーン駅に到着。

 

https://instagram.com/p/7g-4lOg1uE/

 

 

ここからチルターン・レイルウェイズの電車に乗って45分ほどでグレート・ミッセンデン駅に到着。周りには何もないとても小さな町ですが、ここはロアルド・ダールが1990年に亡くなるまでの35年間住んでいた町で、ここには今回の目的地のロアルド・ダール博物館があります。

 

 

ロアルド・ダールについて書いた過去の記事


 

↓博物館前

https://instagram.com/p/7hACgmg1gH/

 

 

↓館内案内図もキュート

https://instagram.com/p/7hAbzOg1g6/

 

 

↓こちらがロアルド・ダール

https://instagram.com/p/7hAuTgg1hX/

 

 

↓部屋のドアがウォンカ製チョコレート!

https://instagram.com/p/7hARQ9g1gn/

 

 

ロアルド・ダールは児童文学作家でしたが、同時に大人向けのブラックユーモア短編も多く書いてました。この博物館は基本的に子供向け作品にしぼって紹介されていて、客のほとんどが小さな子供を連れた家族連れでした。大人向け短編が好きな嫁さんがちょっと残念そうにしてたところ、彼の仕事場を再現した机の引き出しの一つを開けるとこんなものが出てきてびっくり。

 

 

https://instagram.com/p/7hA8Amg1ho/

 

 

これはロアルド・ダールの大人向け作品の代表作とも言われる「南から来た男」をイメージした「切り取られたたくさんの指」(の作り物)です。小さな子が知らずに開けて固まってましたw。子供向けの施設にちょっぴり毒を盛るのがやっぱりロアルド・ダールだなぁと妙に感心しました。

 

 

南から来た男 ホラー短編集2 (岩波少年文庫)

南から来た男 ホラー短編集2 (岩波少年文庫)

 

 

 

ロアルド・ダールは家の離れにある「Hut」と呼ばれた小さな小屋の中で一人で執筆をしていたそうです。そこにはボロボロのソファとテーブル代わりにした板があり、周りに彼のお気に入りの写真や小物が並べてありました。

 

 

↓生前の写真

https://instagram.com/p/7hBvGiA1jE/

 

 

↓その「Hut」を再現したスペースがこちら これは嬉しい!

https://instagram.com/p/7hBU09g1iY/

 

 

さらに、映画『ファンタスティック Mr.FOX』で使用された実際のフィギュアも展示されているのですが、父さん狐が座ってるソファやカーペット等、ロアルド・ダールの愛用品を元に作られています。コレは凄い!

 

 

https://instagram.com/p/7hBaB9A1ij/

 

 

博物館の一室では子供たちによるロアルド・ダール作品の劇や朗読会なんかもやっています。その際に使用するちょっとしたコスプレ衣装もありました。

 

 

↓ウィリー・ウォンカな娘さん

https://instagram.com/p/7hBpOCg1i7/

 

 

ミュージアムショップでマグカップと「Inside Roald Dahl's Writing Hut」という「Hut」にあったモノ全て(壁に貼った写真から消しゴムまで)を解説した本を購入しました。

 

 

https://instagram.com/p/7g8scpA1rE/

 

https://instagram.com/p/7g-JGYg1tD/

 

 

博物館を出て、徒歩10分程度の所にあるロアルド・ダールのお墓へも行ってみました。

 

 

https://instagram.com/p/7hB3q0g1ja/

 

 

緑に囲まれたこの小さな町で、色んな作品が生まれたんだなぁと思うと、とても感慨深かったです。

 

 

↓オフィシャル館内映像


The Roald Dahl Museum and Story Centre - YouTube

 

 

#14に続く

ロンドン旅行記#12<五日目その1・シリアルキラーカフェ篇>

ロンドン滞在五日目。明日の便で帰国なので本日が観光最終日。まずはパディントンからバスに乗って30分ちょっとでブリックレーンへ。切り裂きジャックの犯行現場にも近いこちらにあるのが「シリアルキラーカフェ」!

 

https://instagram.com/p/6LR8gKg1ln/

 


「Serial killer(連続殺人犯)」のカフェ?かと思いきや、実は朝食でおなじみ「Cereal(シリアル食品)」のカフェなのでした。ネーミングセンスがバツグン!


↓オーナーはGaryとAlanの双子の兄弟

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こぢんまりとした店内に入ると壁に飾られた世界中のシリアルのパッケージが飛び込んできます。圧巻!

 

https://instagram.com/p/6KCWK8g1uc/

 

 

ここで食べられるシリアルは120種類以上で、さらにミルクの種類が約30種類あり、加えてトッピングも選べます。悩みに悩んでこんな感じになりました。実は私、牛乳が苦手なんですが、「blood orange MILK」を頼んだら、とても美味しく頂けました。

 

https://instagram.com/p/7X2r8xg1jP/

 

 

↓気に入った!

https://instagram.com/p/7X29-Lg1jw/

 


店内のインテリアもいちいち面白い。こちらのレクター博士の肖像画はよくよく見るとたくさんのシリアルで描かれています。

 

https://instagram.com/p/7X3Yqzg1ki/

 


ヴィンテージなミルク瓶やシリアルのオマケ等がたくさんが並んでます。

 

https://instagram.com/p/7X3K7RA1kB/



最後にTシャツとマグネット、缶バッジを記念に購入。

 

https://instagram.com/p/7X35q7g1le/

 

 

シリアルキラーカフェのサイト

↓お店の紹介記事

↓TimeOutによるインタビュー映像


Inside London's first cereal café - YouTube



改めて、ブリックレーンという街について。昨日行ったポートベロー・マーケットがあるノッティング・ヒルはいわばお金持ちが住む小綺麗なエリアで、対してここブリックレーンを含むイーストエンド地区は、オシャレな若者が集う雑多な下町エリア。東京で例えると銀座や恵比寿ではなく、下北沢って感じ?


この街の特長はグラフィティがあちこちにある事。数も多いけどレベルも高い!バンクシーも以前はこのあたりで描いてたらしい。

 

 

↓グラフィティ色々

https://instagram.com/p/7X16CCA1h3/

 

https://instagram.com/p/7X2AEYg1iA/

 

https://instagram.com/p/7X2FY5g1iL/

 

https://instagram.com/p/7X2JVBA1iQ/

 


ちょうど日曜だったので、マーケットも開かれていました。ポートベロー・マーケットと比べたらガラクタ率高めwで、また違った面白さがありました。娘さんはここでも好きな古コインを物色してました。

 


もうちょっとゆっくり見物したかったけど、次の目的地へと再びバスで出発しました。

 

 

#13へ続く