Travis / Flowers In The Window

前回チボ・マットのPV記事（こちら）が妙に受けたのでPVネタをもう1つ。今回はTravisの「Flowers In The Window」。監督はTom Carty。「妊婦フェチ」の方、または「B級SF小説」が好きな方には特にオススメ。

1）Travis御一行がとある町に到着。

2）素朴でいい町のようだが、なぜか見かける女性は皆妊婦。

3）美容室を覗くと客は全員妊婦、美容師も妊婦。飾ってる写真だって妊婦。

4）車の修理等ガテン仕事をするのも妊婦。

5）妊婦美女に囲まれてまんざらでもないメンバー達。

6）ベンチで苦しむ妊婦を発見。慌てて連れて来た医者も妊婦。

7）真っ昼間から営業しているナイトクラブにはお腹にボディピアスをしたハードコアな妊婦が。

8）店内ではドラァグ・クィーン風の妊婦が闊歩。お客さんもDJも全員妊婦！

9）「男が1人もいない」「何かおかしい」と思ったフランが店の外に。「下半身」のバルーンを見つけ近づく。そこで彼が見たものは...?

10）おばあちゃんだって妊婦。

オチが気になる人はこちらをどうぞ。
Travis - Flowers In The Window

美しいラブソングなのになぜこんなにも「SF短編小説」のような映像なのかは謎。ちょっとありえないような空の色ですが、撮影は南アフリカだそうです。Travisはメンバーがアートスクール出身のせいか、他のPVもこういうシュールでひねったモノが多いです。

例えばこちら。
Travis - Why Does It Always Rain On Me

シュール過ぎてわけわかんねー。

ちなみに「Travis」というバンド名は「タクシー・ドライバー」の主人公ではなく、「パリ、テキサス」の主人公から取ったそうです。スコセッシではなくヴェンダース。この辺もアート・スクール出身っぽい。

（参考）
Gorgeous（TOM→OPEN ARCHIVEからPV視聴可能）

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