BECK / MODERN GUILT

Modern Guilt

Modern Guilt

こんなこと書くのもナンですけど、この何年かのBeckってイチローみたいで。確実に安打。ココしか無いという場所、即ち内野と外野の狭間の「小憎らしいポイントに」ボールは落ちる。「こういうヒットを打とう→こういうアルバムを作ろう」とアタマで考えてそれがキチッと出来てしまう才能。そんなクールな優等生ぶりに周りも安心して褒めることが出来る訳で。間違いないんだもの。

ほわんと浮遊感漂う佳曲揃いでドリーミー。でもそれは「サイケデリック云々」ではなくて、部屋で何かしながら流してしまえる薄さが感じられるのです。肉感性が希薄というか、Beckってホントにいるんだろうか?って思えてくる。。。

や、ホントにいい曲だなあと思うのですよ。ただ、ソツが無さ過ぎて味が亡いの、だなあ。

Beck/Modern Guilt - 音甘映画館


またmikkさんトコから全文拝借。的確過ぎる。

確かにいいアルバムだし文句のつけようがないんだけどね...。平均点の高いアルバム4枚作るより「3枚の駄作と1枚の超名盤」作ってくれる方がいいなぁ。