グミ・チョコレート・パイン

グミ・チョコレート・パイン グミ編 (角川文庫)

グミ・チョコレート・パイン グミ編 (角川文庫)

グミ・チョコレート・パイン チョコ編 (角川文庫)

グミ・チョコレート・パイン チョコ編 (角川文庫)

グミ・チョコレート・パイン パイン編 (角川文庫)

グミ・チョコレート・パイン パイン編 (角川文庫)

大橋賢三は高校二年生。学校にも家庭にも打ち解けられず、猛烈な自慰行為とマニアックな映画やロックの世界にひたる、さえない毎日を送っている。ある日賢三は、親友のカワボン、タクオ、山之上らと「オレたちは何かができるはずだ」と、周囲のものたちを見返すためにロックバンドの結成を決意するが…。あふれる性欲と、とめどないコンプレックスと、そして純愛のあいだで揺れる“愛と青春の旅立ち”。大槻ケンヂが熱く挑む自伝的大河小説、第一弾。

昔「グミ編」だけ読んだんだけど、映画化記念で三冊まとめ読み。
先日見た「デス・プルーフ」に60年代のマニアックなサザンソウルが好きなエロカッコイイ女の子というのが出るんだけど、多分見た人全員「そんな娘いないって!」とつっこんで、直後に「いや、いたらいいけど」と思ったはず。
「グミチョコ」のヒロイン山口美甘子はまさしくソレ。「オタクの理想とする妄想キャラ」(かわいくてボインちゃんでクラスでは浮かない程度に話を合わせるが実は名画座通いをして映画や小説に詳しく自分なりの映画論を語り...)を「そんなヤツいないって!」とつっこみながら、「こういう娘に高校時代に会えてたらなぁ」と妄想が膨らんだりで忙しかった>バカ。
そもそも青春を語るなんて恥ずかしい行為は大嫌いだけど、延々オーケンの照れ隠しが続いてるようなこの小説は楽しく読めました。正直「チョコ編」「パイン編」は蛇足と思ったけど(映画化は「グミ」だけなの?)。
どうでもいいんだけど、先日オープンした「グミチョコ」のオフィシャルサイト

数日前までケラさん、オーケンと同じ大きさで「主題歌電気グルーヴ」って「三大看板」のごとく書いてたのに今日見たら「電グル」だけ削除されてんの。もしかしてソニーが正式に認めてないの?それとも未だ主題歌が完成していない所為?いっそ「電球GROOVE」名義で出しちゃおうよ。(参考:http://d.hatena.ne.jp/doy/20070829#p2
(追記)

人気テクノユニット「電気グルーヴ」の新曲(タイトル未定)が、大槻ケンヂ(41)の自伝的小説が原作の映画「グミ・チョコレート・パイン」(ケラリーノ・サンドロヴィッチ監督、12月公開)のテーマ曲になることが21日、分かった。

http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20070922-OHT1T00053.htm

これ正式発表?