ギャングスター・ナンバー1

「秘宝」で加藤ひさしが1位にあげた「ギャングスター・ナンバー1」(オフィシャル)が気になってレンタル。UK好きには堪らないファッション&音楽で「オースティン・パワーズ」みたいに誇張されていない、モノホンのスウィンギン・ロンドンの世界。ストーリーは「チンピラがトップに登りつめるよくあるギャング映画」と思っていたら、後半のサイコな展開にびっくり!主人公が敵対するボスを襲うシーン(激ヤバ)が「時計仕掛けのオレンジ」に似ているのですが、その主人公が年老いた役を当のマイケル・マクダウェルが演じているのも○。

ところで「ギャングスター」って英語だと「GANG STAR」と思っていたら「GANGSTER」なんですね。「STAR」じゃないんだ。その名の通り「GANGSTER RAP」という物騒なラップを売りにするジャンルがありますが、有名なHIP-HOPグループ「GANGSTARR」(オフィシャル)は全然「GANGSTER RAP」ではなく、むしろ知的でシンプルでドープなトラックを作る人達だったりして非常にややこしいです。とりあえず日本で「GANGSTER RAP」のマネ事をするのはアホみたいなんでヤメテいただきたいです。