アイデン&ティティ

雪が降る中、渋谷まで「アイデン&ティティ」(オフィシャル)。
主人公の彼女、麻生久美子が言う「不安なの?誰もいなくなっても、私だけは味方なのに」。
もういいじゃないか。麻生久美子にそう言ってもらえれば、それだけでいいじゃないか。他に何が欲しいんだ?とか考えてました。
映画はとても面白かったです。観客も多くてびっくり。もしかしたらロングランになるかも。田口トモロヲの監督としての手腕は正直よく分かりませんでしたが、キャスティングが良ければ、自然にいい作品になるもんだなぁという印象。大杉漣がインタビューするシークエンスは、みうらじゅんが実際に経験したコトだそうです。「インタビューを断ったのは、あの1回だけ」(「映画秘宝」より)。青臭いと言えなくもない映画なのですが、終わる頃には主人公がジョニーに言ったように、「ちっとも…クサくないよ…」と思ってました。傑作。
追伸 麻生久美子のようなコトを言ってくれる女性はもしかしたらいるかもしれませんが、ルックスまで麻生久美子な人はいませんので、いきなりバンドとか始めないように。