またしてもキャッツの仕業か〜
「ユリイカ」特集「Jポップの詩学」購入。ユリイカですよ。「詩と批評」の雑誌ですよ。初めて買ったよ。¥1,300もしたよ。目当ては「近田春夫&いとうせいこう」のJポップ対談。以下、無断抜粋。
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Jポップの歌詞で「季節のなかで」ってコトバがしばしば使われるんだけど、よく考えれば日本語にこんな表現はないでしょう?(中略)想像するに、最初は「変わりゆく季節のなかで」とか「めぐりゆく季節のなかで」とか、ちゃんと意味の通る言い回しで歌われていたんだけど、つぎにその歌詞を見たひとが、語呂のいい「季節のなかで」だけを自分の歌詞に借りてきてしまったからじゃないかと思う。
また別の特徴として、キメのところに英語の、それも英語として意味を成さないフレーズを使うことが多いんだよね。
いまは茶道や空手道と同じように「ヒップホップ道」なる形式が確立されていて、その枠組のなかでやることに自足しているのかも。その外に出てストリートファイトしたりはしないで。
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などなど名言オンパレード。このまま発展させて一冊の本にしていただきたい。私が高校生の時(17年前!)このお二方の「日本語ラップ」に大興奮していたんですよ。「日本語の大冒険だ!HIP-HOPの言葉の自由度って凄い!」と。そのHIP-HOPが日本に(一見だけど)根づいたと思ったらコレだもんね。ヘコむよ、マジで。もうちょっと大人になりましょう。
ちなみに「キメのところに変な英語を使う」コトに関しては嫁さんも常々訴えており、本人はそれを「キャッツ・アイ現象」と呼んでました。
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「街はきらめくパッション・フルーツ ウィンクしてるエヴリナーイ」
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で、ユリイカですが、表4の広告がストリートファッション誌(あってるよね?)「Boon」の広告なんだが、ユリイカとBoonの読者層ってそんなにカブってるんですか?