犬神家の一族

http://www.inugamike.com/
2枚組のコレクターズ・エディション購入。Amazonレビューだと画質、音質に不満の人が多いようだけど、自分はマニアでもなくオリジナルに対する思い入れも希薄なんで、むしろ「昔の映画なのにすごくキレイ」と思ったくらい。映画としてはやっぱ面白いですね。ずっと緊張感が続いていて全然ダレないし「編集に命かけたな」とか分かるもん。まぁ冷静に考えると湖に死体を捨てて「あんな状態」になるわけはないんですが。
特典ディスクはまだ全部見れてないけど、石坂浩二がおなじみの「フケ」を自身で試行錯誤しながら作り上げる話が面白かった。器用な人ですね。それ以外にも「当時の劇場パンフレット」の縮小版が付属していてこちらも見応えあり。値段が少々高いのをのぞけば満足しました。

ハイテンション

http://hightension.jp/
※DVDパッケージが実は「ネタバレ」になってるので未見の方は薄目でご覧下さい。
レンタル。キャッチコピー「フランス産スプラッター最終兵器」に恥じないウルトラスプラッター映画。「謎の男」が夜中いきなり家にやってきて家族を皆殺しにして女性を連れ去っていく。たまたまその場に居合わせた女性の親友である女主人公がこの正体不明の殺人鬼と対決する話なんですが…。
まずフランスのホラー映画というのが新鮮で良い。主人公の髪型がセシルカットでかわいい(ちなみに役者の名前も「セシル・ドゥ・フランス」)。フランス語の響きもホラーとのミスマッチ感が面白い。
でもねー、あちこちで書かれているけどやっぱこの結末は腑に落ちない部分が多過ぎ。この結末にするならば変更すべき点が多々あったはず。ただしこの「納得いかなさ」をある程度まで許容できるハイレベルな「恐怖演出」があるので人によっては許せるのかも。特にラストのチェーンソーで車を襲うシーンなんて大変なことになっていて見応え十分。監督はまだ25歳だしねー。次回作(「サランドラ」のリメイク)が楽しみです(日本公開のメド立ってないらしいですが…)。

ビースティボーイズ撮られっぱなし天国

http://tora-ten.com/pc/index.html
レンタル。「50人のファンにビデオカメラを渡して好きに撮らせてから編集したライブ映画」という話を聞いた時には「やるなービースティ!」と興奮したもんでしたが、いざ見てみると映像揺れまくって酔いそうだわ、ズーム多様していて画質悪いわでちょっと引いた。途中から「もっと普通のキレイな映像が見たかった…」と思ったよ。これミニシアターでも上映されていたけど大画面だとさらに酔いそう。
でもLIVEそのものは悪くなくて、中でもラスト近くに会場の後方から登場して客席でラップする「INTERGALACTIC」は超良かった。特典映像としてメンバーによるコメンタリーもあるけど、あんま大した話はしてない模様(レンタルだったんで半分くらいで聞くのやめちゃった)。でもショートフィルム「ナサニエル・ホーンブロウワーの一日」(この映画の監督でビースティのPVを多数監督した謎のスイス人。正体は一応伏せておこう)はくだらなすぎて面白かった。PVは「INTERGALACTIC」とか「BODY MOVIN'」とか「CH-CHECK IT OUT」とかを監督してるんだけど、ようするにバカっぽいPVは大体この人が監督してると思って間違いない。オフィシャルサイトではスパイク・ジョーンズが行ったナサニエル・ホーンブロウワへのインタビューも読めます。
ベスト盤もライブ映画も作ったけど今後新作は出るのかなぁ?日本でロケされた「INTERGALACTIC」のPV。何度見てもバカ。

「悪魔のいけにえ」DVD発売日、仕様決定

http://blog.livedoor.jp/livefreaky/
6/8に2枚組のスペシャル・エディションと3枚組のコンプリートBOXの2種が発売決定。まだどっち購入するか決めてないけど楽しみ!
Tシャツを作成する「モンタージュ」って昔よく原宿の店に行ってたなぁ。今はあるか分かんないけどクローネンバーグ「裸のランチ」に登場したクリーチャー「マグワイプ」(等身大)が店先に飾ってあって仰天したことあり。
↓こいつね。