『ラーメンと愛国』を読みました
- 作者: 速水健朗
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/10/18
- メディア: 新書
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速水健朗さんの『ラーメンと愛国』を読みました。「作務衣化」「ラーメンポエム」「ご当人ラーメン」等キーワードのネーミングセンスがいちいちツボをつきまくって最高に面白かったです。
私は91年〜96年頃大阪に住んでいて、今は知りませんが当時の大阪には「ラーメン文化」というのはほとんどありませんでした。有名なのは難波の金龍と、神座(本店は奈良)くらいだったと思います。
96年に東京に引っ越して来た時に、東京人の多くが異様にラーメンを好きなことに圧倒されたことを覚えています。元々大阪人はラーメンより出汁が効いたうどんを好むということはありましたけど、そういう次元ではなくまるで違う国に来てしまったような違和感がありました。
その時感じた違和感の正体が、この本のおかげで判明しとてもすっきりしました。ラーメン好きにもそうでない人にもオススメ。
(参考)
【書評】ラーメン=国民食の謎を解く『ラーメンと愛国』 - ウレぴあ総研
【速水健朗氏インタビュー】ラーメン神話解体――丼の中にたゆたう戦後日本史 『ラーメンと愛国』著者 速水健朗氏インタビュー:ソフトバンク ビジネス+IT