ハードコアVSハードコア - 『ザ・ホード-死霊の大群』
殺された仲間のかたきを討つため、ギャングの潜伏する高層ビルに乗り込んだウィセム(ジャン=ピエール・マルタンス)ら警官たち。しかし、激しい銃撃戦が繰り広げられる中、原因不明のまま発生した大量のゾンビが、人肉を求めてビルにやって来る。やむを得ず手を組んだ警官とギャングたちは、ゾンビの大群に立ち向かうが……。
先月渋谷シアターNで観ました。
ゾンビが出てくるまでの警官VSギャングのシーンからハンパないバイオレンス描写でワクワク。ただでさえ超修羅場な状況なのに、さらに正体不明のゾンビ投入でカオス指数いっきに限界点へ。このギャング役の兄弟が超怖えーのよ。
彼らは途中でナイジェリア人ということが判明するんだけど、『第9地区』に続いて「ナイジェリア人怖い!」という認識がすり込まれました。『ゾンビランド』の主人公が草食系だったのに対して、こちらは人間もハードコア。
そんなナイジェリア兄弟も怖いけれど、やっぱりゾンビも怖い。この映画の売りは「ゾンビがたくさん出てくる」こと。どのくらい出るかと言うと、
こんなに出てくる。これは怖過ぎ!!!こっちもハードコア!
銃も一応出てはくるんだけど、意外と素手での肉弾戦が多い所が良かった。あと途中から出てくるイカれたジジイも最高。
気になったのは数多のゾンビ映画と同じく主人公達はこのビルから逃げ出そうとするんだけど、そもそも本当に逃げる必要あんのか?というのが疑問。食料の確保さええきてればじっくりろう城した方がいいと思うんだけどなぁ。
「ええええ〜?」となってしまうラスト含めて結構楽しめました。オススメ。
↓11月にはDVD出るのな。
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