オランダ旅行記その3(キューブハウスでお泊まり篇)
<3日目その2>
ロッテルダム・ブラーク駅を出ていきなり目の前に飛び込んで来るのが...、
有名なキューブ・ハウス。建築家ピエト・ブロムが1984年に作った実験的な集合住宅(実際に人が住んでいる)で斜めに傾いた立方体を繋いだ独特すぎる構造が特徴。オランダに行く機会があれば1度見てみたいと思っていたら、何と今回ここに泊まることができた!
実は去年からこの建物の一部がユースホステルになっていて、日本からもネット予約が可能になっている。
ユースホステルなので、相部屋であれば€27.5(約¥3,100)程度で泊まれる。今回は家族3人で€80(約¥9,100)でプライベートルームを借りた(朝食付き)。
気になる室内はこんな感じ。
↓窓からの眺め。正面に見えるのがロッテルダム・ブラーク駅。
↓2F部分の見取り図。部屋の形はどれもいびつ。赤丸が我々が泊まった部屋。
他の部屋は知らないが、とにかく狭い。しかし、あのキューブハウスの中にいるというだけでワクワクする。室内にトイレ、シャワーは完備していて設備も新しく清潔。ただしユースホステルなので、タオルやバス用品、TVなんかはないので注意(タオルはレンタル有り)。実は最初部屋のお湯が出ないトラブルがあったんだけど、フロントに連絡したらちゃんと調べて直してくれたので問題なし。
↓中庭から見るとこんな感じ。360度キューブに囲まれている。
↓バーカウンターもある。夜はこのテレビでWiiをやってた。
インターネットは有料。15分で€1.5(約¥170)でした。Windows機が2台ある他、無線LANも使用可能。
実は泊まらなくても「キューブハウス・ミュージアム」として1室のみ有料で公開されているので誰でも内部を見学することは可能。入場料は大人€2.5(約¥290)。
今回は時間が合わなかったので我々は入れなかったけど、別の方のレポートはこちら。中は3層構造でになってるそうです。
つまり、あのキューブの内部は、集合住宅は3階建てのアパートになっていて、ユースホステルの方は1層ごとに独立した部屋になっているのだ。
↓全体像を見たい人はこちらが分かりやすい。
実はオランダはこういった変わった建築物の宝庫。気になった人はこちらをクリック。
キューブハウスのすぐ近くにはロッテルダム図書館(Bibliotheek Rotterdam)があって、これも建物の回りを黄色いダクトが走っていてユニーク。
この図書館、実は外装より内装がスゴくて、超ハイテックでゴージャスな未来的空間が広がってる。かと思えばグラフィティ・アートをほどこしたような家具があったりして超楽しい。
この後はHEMA(無印良品をカラフルにしたような有名な雑貨屋)で軽めの夕食をとってハイネケン飲んで3日目終了。
何で色が違うのかと思ったら、実はキューブハウスはロッテルダム以外にHelmondという町にもあるらしい。こちら参照。
(※)がついた写真はネットから借用。
オランダ旅行記4に続く(いつ終わるんだろう...?)