命がけのバカバカしさ-『ブルーノ』(US盤Blu-ray)
http://www.amazon.com/dp/B002P7UCJA/
Brüno [Blu-ray] (2009)
第64回ゴールデングローブ賞の最優秀主演男優賞(ミュージカル/コメディ部門)を獲得した『ボラット』から2年。サシャ・バロン・コーエンがゲイのオーストリア人ファッションレポーター・ブルーノを演じる。イタリアのファッションウィークで大暴走し、ヨーロッパを追い出されたブルーノは、それならばとハリウッドに上陸し、セレブになるため突撃取材や企画を慣行する!
『ブルーノ』US盤Blu-rayを鑑賞しました。ちょっと、コレは、とんでもなく、凄い。
話題になった『ボラット』も最近まで見ていなくて、実はそんなに期待していなかった『ブルーノ』。そんな時にロフトプラスワンのイベント「ゴミ鍋番外編 平山夢明&町山智浩アメリカ珍道中レポート! 」の中で、ヨシキ所長が『ブルーノ』のあるシーンを流した。
要約すると、有名になりたいブルーノが「芸能人とのトークショー番組」のパイロット版を作って、テレビ局のお偉いさんに見せるというシーン。
そこで出て来た信じられない映像に会場大爆発!!!
ご丁寧にもう一度流した上で、ヨシキ所長曰く
「これは『戦艦ポチョムキン』の階段落ちよりも映画史にとって重要なシーンですよ!」(ウロ覚え)
ところが本作の字幕を担当したという町山さんが言うには、
「おそらくこのシーンはカットされるよw」
これはもう買うしかなかろうと、勢いでBlu-rayを発注。改めて通して見たけれど、問題のシーン以外にも全編に渡ってヤバ過ぎる映像がてんこ盛り。
この後で改めて『ボラット』も見た。こちらも相当面白かったけど『ブルーノ』と比べると、全っ然おとなしいと言ってもいい。舞台はアメリカに留まらず中東にまでおよび、そのスケール感も過激さも下品さも遥かにパワーアップしている。
例えば、実際に現地のアルカイダメンバーにインタビューをするというシーンがある。内容は伏せるけど、その場で殺されてもおかしくない状況になっていて見ていて小便チビリそうになった。その無謀ともいえる度胸には頭が下がる。
これから公開される映画ゆえにこれ以上のネタバレはしないけど、最後の最後にブルーノがある歌を歌うシーンがある。ここでほとんどの人がひっくり返るほどの衝撃を受ける大ネタがあるのでお楽しみに(こちらはカットされることはないハズ)。
それにしても本当に日本で公開できるのかなぁ?まだ信じられないけど3/20から公開だそうです。
(Blu-rayに関して)
本編、映像コメンタリ、特典全て英語字幕付き。映像コメンタリでは「素」のサシャ・バロン・コーエンが見られます。見た目フツーの人でびっくり(当たり前)。
カットされたシーンでは本編に登場しなかった有名人(ラトーヤ・ジャクソンとか)も色々登場。
(参考)
映画/ブルーノ姐さんにあなたの悩みを相談! - cinemacafe.net
Bruno Movie: Starring Sacha Baron Cohen
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