2009年、締めの1本-『アンヴィル!夢を諦めきれない男たち』

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1973年に結成されたヘヴィメタルバンド、アンヴィルが1982年に発表したアルバム「メタル・オン・メタル」は、後にビッグになる数多くのメタルバンドに影響を与えた。しかし、当の彼らはスターダムにのし上がることなく、現在は地元でしがない仕事をしながらバンド活動に精を出している。そんな彼らにヨーロッパ・ツアーの話が舞い込むが……。


『よなペン』に対するネガティブなエントリで終わるのも何なので、『アンヴィル!夢を諦めきれない男たち』について。


メタルにはまったく思い入れがないけどしみじみいい映画でした。日本でのライブシーンとかもグッと来たけど、家で息子とバトミントンやってるシーンで妙に泣けた。いいお父さんなんだよ、コレが。本人達よりも彼らを支えてる家族の存在に目頭が熱くなりました。


最後日本からオファーが来たからあのラストにできたけど、ソレも無かったら辛かっただろうね...。三茶で『レスラー』と二本立てとかやりそう。


今回初めてUPLINK Xに行ったけど、かわいい映画館だなー。満員で立ち見も出てました。


何にしても2009年の締めを飾るに相応しい良作でした。年明けは『かいじゅうたちのいるところ』や『コラライン』が楽しみです。それではまた来年!