秘密のエスターちゃん-「エスター」


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子どもを流産で亡くしたケイト(ヴェラ・ファーミガ)とジョン(ピーター・サースガード)は悪夢とトラウマに苦しみ、夫婦関係も限界を迎えていた。以前の幸せな日々を取り戻そうとした彼らは養子を取ることに決め、地元の孤児院を訪問。そこで出会ったエスター(イザベル・ファーマン)という少女を養女として迎え入れる。


「エスター」観ました。傑作!


「子供が邪悪な存在」というホラー(「オーメン」「ザ・チャイルド」「ハロウィン」等)は大好物なので終始楽しめました。何も悪くない嫁さんがどんどん追いつめられていく過程は楳図かずお洗礼」を思わせて良かったです。


皆言ってますけど主演の子の演技というか存在感が凄いんですよねー。上のポスター写真も何してるわけではないのに「ただ者ではないオーラ」がバシバシ出てる。後半のどんでん返しも「トンデモ」の一歩手前という感じでギリギリ納得できる許容範囲。


監督のジャウメ・コレット=セラ(覚えられねぇ)はスペイン出身。私はスペイン産ホラーが好きで相性がいいみたい。特に「永遠のこどもたち」「REC/レック」「ザ・チャイルド」あたりはオススメ。あとアレックス・デ・ラ・イグレシア監督作品も全部大好き。「オックスフォード・マーダーズ」の日本公開まだー?


ここで観た人限定で、恒例の「ラスト、私ならこうするね」のコーナー。





エスターの正体についてインターネットで偶然知ってしまう嫁。
その頃ダンナはエスターの忠告に従い警察に連絡「狂った嫁が娘を襲いに来るかもしれないから家を警備してくんない?」
エスターの正体に気がついたダンナあっさり死亡。
そこに嫁さん到着しエスターと死闘。
あともう少しでエスターを倒す!というタイミングで警察到着。
少女を殺そうとしていた嫁を問答無用で射殺。
保護されるエスター。
ダンナ殺しも狂った嫁の仕業と判断される。
兄妹は「エスターがやった」と主張するも、子供の発言としてスルー。
「素晴らしい絵画の才能をもった不幸な少女」として新聞に載るエスターの笑顔のアップで終了。


自分で書いておきながら...後味悪っ!


洗礼 1 (ビッグコミックススペシャル)

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