UKシットコム「Bottom」について
映画をほとんど見ない嫁さんが好んで見るのがUKのシットコム。中でも「Bottom」という番組が好きで輸入したDVDをよく見てる。
「Bottom」は91-95年にBBCで放送された番組で、基本的にはリッチーとエディーの二人が同居してるアパートで騒々しい喧嘩を繰り返すという単純な内容。脚本を書いてるのもこの二人。UKのお国柄なのかとにかく「暴力」と「下品」で笑わせようとするのが特長(なにしろタイトルが何の意味もない「ケツ」だ)。BBCはモンティ・パイソンも放送していたけど、本当に国営放送で流していいの?と思うようなネタが延々続く。英語字幕が一応あるけど、私のリスニング能力では早口過ぎてよく分からない。だけど、こういう内容なんでそんなには困らない。
意味は分からないけど頻繁に出て来る単語というのがあって、どうやらUK特有のスラングというか言い回しらしいので調べてみた。例えば、
johnny→コンドーム
bird→女
telly→テレビ
bollocks→睾丸
bloody hell→ちくしょう!
「bloody hell」はしょっちゅう言ってる。「地獄に堕ちやがれ!」みたいなもんかな。
海外ドラマが大流行りの昨今だが、そのくだらなさゆえか「Bottom」は日本版が発売されていない。それゆえ知名度は低いが、ヨーロッパ圏ではそれなりに人気がある模様(元々嫁さんに「Bottom」を教えたのはオランダの友人だった)。
↓「Bottom」の第一話「Smells」の一場面。非モテの二人がモテたいあまり、アダルトショップで「モテ薬」みたいなのを買って女のいるバーに向かう、というストーリー。
全部見たい方はこちら↓(埋め込み禁止だった)
Bottom S1 EP1 "Smells" (1 of 3)
調子に乗って「Bottom」の舞台版DVDボックス(7枚組!)とか、リッチー&エディが80年代に作ったシットコム「The Young Ones」DVDボックスまで購入。こちらでは若くてやせていた頃の二人が拝めます(基本的にやってることは同じだけど)。UKのamazonはすごーく安いのでついつい買ってしまう。7枚組の「The Big Bottom Box」ですら約¥2,300だよ!