Tei Towa / Big Fun

BIG FUN

BIG FUN

まあちょっと大げさだけど「みんなのために俺は温泉に入るぜ!」みたいなとこはありますよね。

――温泉?

美味しいもの食べたり、温泉行ったりしながら、いい音楽を作る。牛にビール飲ませて育てるような。

――(笑)。

そういう感じですね。いい湯に浸かるのもCDを買ってくれる人のため。ビールを飲んでる牛の言い分と同じですけどね。

――「俺が飲みたくて飲んでるんじゃないんだ」っていう(笑)。

そうそう。「おまえに美味しい肉食わせる、霜降りの肉を食わせるための仕事なんだよ」と。だから、かわいい子と話したり、きれいなものを見たり、いい音楽を聴いたり、美味しいもの食べたり。なんかね、そういう日常の次元から僕をもっと高次元に連れて行ってくれる唯一のファクターが音楽なので。それが「BIG FUN」っていうキーワードにつながってるんですよ。作ることも聴くことも含めて。

TOWA TEI (1/3) - 音楽ナタリー Power Push


音楽に限らず「創作」って「産みの苦しみ」が大きいほど感動も大きいとか、悩んだり苦労してこそ傑作が生まれる、みたいな感覚が何となくあるけど、実際は別ものだよねぇ。坂本龍一の「エナジー・フロー」は、実は「テキトーに作った曲」らしくて、それなのに「感動しました!」とか言われてびっくりしたとか言ってたし。

この方法でいいモノが作れる保証はもちろんないけど、こういう考え方の人って貴重でいいなぁ、とか思った。肝心の音楽もすっごく楽しくて良かったです。