アナ・トレント

ビクトル・エリセのDVDボックスが出るということで話題になっています。

紀伊國屋書店は至急空気を読んでください!この!この私から発する!淀んだ空気を!

納得いかねー! - honkyochinikki

これまで、「ミツバチのささやき」単体のDVDですら万単位で取引されていただけに、待望の待望。転売屋はざまーみろ。

「ビクトル・エリセBOX」が出ます! - Nyao’s Funtime!!



ビクトル・エリセ作品といえば「ミツバチのささやき」であり、「ミツバチ〜」といえばアナ・トレント


「ミツバチ〜」公開時は若干7歳(!)。あの丸い瞳でみつめられたら犯していない罪でも白状してしまいそうです。

「三億円を盗んだのは私です」
ジョンベネを殺したのも私です」


うろ覚えだけど、以前ジム・ジャームッシュが「僕はアナが大きくなったら結婚するんだ!」とうれしそうに発言していました。あんたも好きねー。それを聞いて「どこの『アナ』だよ」と思った私は人間のクズですか。そうですか。


67年生まれなので今年41歳(!)になったアナは何してるのかと思ったら、こんな画像を発見。



「ミツバチ〜」のポスターをモチーフに作られた2003年の「サン・セバスチャン映画祭」のポスターで、アナ・トレント本人が起用されています。つまり30年後のアナ(!)。

サン・セバスティアン映画祭も間近に迫った先月9月の初旬、同市に数日間滞在していたのだが、街角の映画祭宣伝ポスターにふと目を奪われた。ビクトル・エリセ監督の名作「ミツバチのささやき」の中で主人公の少女と姉が線路の音を聞いているシーンをモチーフにしているのだが、線路の上、つまりかつての名子役アナ・トレントが立っていた場所に現在の彼女が代わりに立っていたのだ。当時可憐な子役だったアナ・トレントも今や成熟した大人の女性となり、女優として活躍している。時の流れを感じさせるそのポスターに私はしばし見とれてしまった。この映画がスペインで制作されたのは1973年。そう、映画祭のポスターに写っているのは子役のアナの30年後の姿なのだ。

映画案内


あぁ今でも全然かわいい。好きー。


偶然ですけど、柳下さんが現在「サン・セバスチャン映画祭」に行かれてるようですね。

街もこじんまりとしてきれいで治安も良く、ホテルに帰ろうとしてふらふら道を歩いてたら、いきなりバールで飲んでた連中に「映画祭で来たのか? まあ一杯飲んでけ!」てな感じで奢られてしまったりする。

サンセバスチャン映画祭: 映画評論家緊張日記


いい街みたいですね。うらやましー。

(追記)
「ミツバチ〜」の名シーン集。たまらん。


(参考)
「みつばちのささやき」とアナ・トレントの現在-ポコアポコヤ