細雪のきもの


細雪のきもの

細雪のきもの

先日(20080326)書いた「細雪のきもの」は当然絶版でamazonでも古本にプレミア価格がついてました。あきらめていたら川崎市図書館で在庫発見。早速借りてみたらこれが素晴らしい!
市川崑監督によるまえがきより

当時の「きもの」は、色、柄、寸法など、今のものとは違う。よしんば保存されているものがあるとしても、撮影に使用することはできない。それで一から作ることになり、実行した。その数、百二十点余り。多くの人の情熱と協力によって作られたのだが、撮影が済んだあと、それをそのまま仕舞っておくのは、非常にもったいないという声が起こり、こうした「本」になることになったのである。

前半がそうやって作られた着物の美麗写真、後半がスタッフ、キャスト、関係者による対談やエッセイで構成されています。(図書館に)返すのが惜しくて仕方がない...。古本屋巡りでもしようかな。