HOT FUZZ
で、『ホット・ファズ』だけど、HOT(イカした)FUZZ(サツ、マッポ)という意味で、サイモン・ペグ扮するロンドンの熱血警官エンジェルが、頑張りすぎたせいで警察署内で疎まれて、ド田舎の村に左遷される。
今のところ2007年ベストワン映画『ホット・ファズ』! - 映画評論家町山智浩アメリカ日記
その村は犯罪率ゼロ、警察の仕事ははぐれた家畜探しか、せいぜい万引き程度。死ぬほど退屈な村でエンジェルは正義感をもてあまして爆発寸前になるのだが……。
町山さんのポッドキャスト聞いてから見たくてしょうがなかった「HOT FUZZ」。「ヒルズ・ハブ・アイズ」同様劇場公開どころか、DVD発売さえ見えてこない状態にやきもきしていたら、
で、現在、基本的には日本で見られない「HOT FUZZ」ですが、DVD韓国盤には日本語字幕どころか、日本語吹き替えまで入っていますので、日本のユニバーサルがチンタラしている間に買ってしまえば、とりあえず見れます。
2007-11-21 - ゾンビ、カンフー、ロックンロール
という侍功夫さんの素晴らしいエントリを読んで速攻で発注(今回はこちらから注文しました)。
パッケージにはデカデカと「リージョン3」とあるけど、ウチはリージョンフリープレーヤーなんで問題ない。と思っていたが、試しにiMacに入れても見れたので実質リージョンフリーっぽい。発注したサイトによれば、言語:タイ、英語、日本語、字幕:韓国語、日本語、英語、インドネシア語、中国語(簡体字)、タイ語、の模様。
で、本編鑑賞。前作「ショーン・オブ・ザ・デッド」が「ゾンビ映画」のパロディ&リスペクトだったのに対し、今作は「アクション刑事映画」のパロディ&リスペクトになっていて、大きい元ネタは「ハートブルー」と「バッドボーイズ2バッド」。「バッド〜」は未見なんだけどそれでも十二分に楽しみました。
「ショーン〜」同様、前作はユルいギャグに笑って後半は手に汗握る怒濤の展開に興奮。さすが分かってるな〜って感じ。超かっちょいい銃撃戦&イカした台詞が延々続いてたまりません。町山さんのポッドキャストでは「ラストは怪獣映画になる」(?)って言ってたので、何の事かと思ってたら「こう来たか〜」と思わず叫びました。もちろん切株描写も気合い入ってます。
「ショーン〜」は音楽ネタも最高(ニューオーダー、スミス、クィーン他)だったけど、今回はエンディングテーマ、ジョンスペ(Jon Spencer and the Elegant Too名義)の「here Come the Fuzz」が最高に燃えました。ジョンスペ最近音沙汰なかったけど元気そうじゃん!
とにかく言う事無しの傑作なのでやはり劇場で見たい、と思ったらちょうど署名運動が始まったので私も署名しときました。実現するといいですね。
(参考)
INTRO-映画「HotFuzz」劇場公開を求める会
ショーン・オブ・ザ・デッド [ユニバーサル・セレクション] (初回生産限定) [DVD]
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