パフューム

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8世紀、パリ。数十キロ先をも嗅ぎ分けられる、図抜けた嗅覚を持つ孤児グルヌイユは、パリきっての人気調香師となり、彼の香水が街を沸かせる。
しかし、彼の野望は “究極の香水 ”を作ること、ただひとつー。

踊って歌う女の子3人組、じゃなくて映画の方な。
タイトルとかポスターからの印象は「女性にオススメなオシャレなサスペンス映画」だったのに蓋を開けたらトンデモグロ映画でした。
主人公の周りでは(直接的、間接的にかかわらず)人が次々に死ぬ。その様は悪魔のようではあるが、そんな悪魔が自身の存在意義ともいえる究極の香水を作ることでついに「××」になる。ちょっとありえない展開だけど、それを映像の力で無理矢理力ずくで見せる所がこの映画のキモ。とりあえずこのシーンだけでも見る価値あり。
それにしても18世紀のフランス人の公開処刑(12箇所を鉄の棒で殴って砕く!)好きっぷりは凄いね。ロックコンサートみたいにエキサイトして大変。wikiによればフランスでギロチン等の公開処刑が禁止されたのは1939年らしい。20世紀までやってたのね。でも中国は今でも...。