シン・シティ

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映画の日にK君に誘われ見に行く。「この前めざましテレビでなんか特集やってたけど、アメコミが原作なんだっけ?」程度の予備知識で見に行ったんで、「フツーのアクション映画」と思っていたら、思いっきし「切り株映画」((c) 映画秘宝)でした。よくR15で済んだよね。モノクロだったから良かったのかなぁ。
ミッキー・ロークもそりゃかっこ良かったし(でも完全復活は「SPUN」からだよな)、デヴォン青木の殺陣にもしびれたし(あの日本刀は「キルビル」で使ったのをタラが持って来たらしい)、ジェシカ・アルバのストリッパーは最高だし、デル・トロ兄さんの情けない死にっぷりも捨てがたいけど、やっぱイライジャ・ウッドサイコパス演技がダントツで衝撃的でした。「ロード・オブ・ザ・リング」でファンになった女の子がドン引きすること間違いなし。みんながロングコートとかSMファッションでバリバリに決めてるなか、1人だけチャーリー・ブラウンみたいな服来てメガネで、「あんなこと」や「こんなこと」して最後には「ピー(自主規制)」ですよ。もう参った。あのエピソードだけでお腹いっぱい。
ロバート・ロドリゲスって「スパイキッズ」とか作ってすっかり「子ども映画」の人になったと思っていたらいきなりこれだもんな。やられました。イライジャ・ウッドのファン以外と切り株映画好きにはオススメ。