マイケル・ベイが「ヒッチャー」をリメイク
(eiga.com)。
ホラー映画のリメイクを次々とプロデュースしているマイケル・ベイが、86年のカルト作品「ヒッチャー」のリメイクを手がけることを明らかにした。オリジナルでは殺人鬼をヒッチハイクさせてしまう主人公をC・トーマス・ハウエルが演じていたが、リメイク版では女性を主人公にする予定で、主演にはジェシカ・ビールの名前があがっているようだ。
「ヒッチャー」は高校生の時に劇場で見て以来フェイバリットな1本なので、これを機にオリジナル版のデラックスDVDとか出たらうれしいなぁ。大御所批評家ロジャー・エバートはこの作品に何と「☆なし」をつけているんだけど納得いかねぇ。動機も目的も不明のまま主人公を執拗に追いつめる連続殺人犯役をルドガー・ハウアーが演じているんだけど、ブレランのレプリカントなんじゃないの?というくらいむやみやたらと強い。こういうのが「リアリティがない」って言われるのは分からなくはないけどさー。中盤、突然ヘリが現れたシーンとか鳥肌モンですよ。あと、ラストの後味の悪さは「セブン」級です。
「ヒッチャー」はサイコ・ホラーの傑作だと個人的には思ってるんだけど、面白いのがやはり名作である「サイコ」との比較。「サイコ」主演のアンソニー・パーキンスはこの映画の呪縛から逃れることができなくて26年後に「サイコ3」を自ら監督することになったけど、「ヒッチャー」主演のC・トーマス・ハウエルも9年後に「ヒッチャー95」を初監督している。こちらも呪縛から逃れられなかったみたい。「テキサス・チェーンソー」はそれなりに面白かったからリメイク版もまったく期待してないわけじゃないけど、やっぱりオリジナルは超えられないんじゃないの?しかも主人公女っていうのが気に入らねぇ。アレは(かなり特殊な)「男同士の友情映画」なんだよ(違う?)!
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