ハットしてキャット

以前日記で書いた「ハットしてキャット」公開中止事件(20040302)から9ケ月。ようやく日本版DVDが発売されたので購入。えーと、ダコタ・ファニングはかわいいです。オープニングの「CAT IN THE HAT」アニメーションは見ていてわくわくします。美術もパステルカラーを基調としていて「シザーハンズ」を彷彿とさせます。でもね、マイク・マイヤーズの「CAT」はキモい。「Thing1&2」にいたっては超キモい。原作と違って家の外に出かけるのもどうかと思う。DVD収録の日本語吹き替えは超さむい。(もう一度)でもね、全体的にそこまでひどくはないんですよ。何も公開中止にしなくっても良かったんじゃないの。アメリカでラジー賞にノミネートされたのは原作が超有名な古典絵本でしかも過剰な宣伝を行ったことへのカウンターだった訳だし(あくまで推測)。という訳でダコタ・ファニングのファンなら見て損なしです。マイク・マイヤーズのファンなら見ない方がいいです。スースのファン(日本にどのくらいいるのか知らないが)はとりあえず一応お情けで持っとくべきかと。それはそれとしてamazonの「このDVDを買った人はこんなDVDを買ってます」に「ジーリ」をが入っているのは何かの嫌がらせか?