タイトル忘れた

そういえば「ナチュラル・ボーン・キラーズ」と似たような話の岡崎京子の短編がありました。こちらも新婚カップルが殺人を繰り返すのですが、郊外に家を買っていて、ダンナはサラリーマン(実は極度のサディスト)だったりします。彼等は「愛」で結ばれており、最後まで犯罪もばれず、年を取って子供や孫に囲まれた安らかな最期をとげるという話で、「愛は何よりも貴い」を逆説的に表現した作品といえ、とても好きでした。