日本一長いエラーメッセージ

「MacPeople」に連載されている中村勝己さん*1のコラム「アイ・テー虚言録」が面白い。「アプリケーションのエラーメッセージは人間でいうと『遺書』のようなものだ」とした上で、次のようなダイアログを提案されています。


「父上様、母上様、三日とろろ美味しゅうございました。兄上様、姉上様、モンゴいか美味しゅうございました。又いつもバックアップありがとうございました。エクセルちゃん、アクセス君、立派なソフトになって下さい。父上様、母上様、ワードはもうすつかり疲れ切つてしまつて動けません。何卒お許し下さい。*2


こんなメッセージでたら泣いちゃうよ(泣)。今まで酷使して済まんかった〜。徹夜で作った書類が消えたのは水に流すから許してくれ〜。という気になるかも。誰か本当にこのメッセージが出るフリーウェア作ってくんないかなぁ。ちなみにWindows版オフィスではエラーの際「問題が発生したため、マイクロソフトワードを終了します。ご不便をおかけして申し訳ありません」というメッセージが出るらしい。「業務的に謝罪しているだけで、心から申し訳ないと思っている訳じゃねぇだろ!」と逆に怒りたくなるのは私だけ?

*1:ホームページはこちら。どこから読んでも面白いです。

*2:ご存じ円谷幸吉による「日本一有名な遺書」。全文はこちら。最近はネット自殺が流行りらしいが、この位胸を打つ名文を書いた上で死んでいただきたい。