THE SOUNDS OF STAR WARS

amazon.comに発注していた洋書「THE SOUNDS OF STAR WARS」が届いた。映画の場面やイラスト等が豊富にあるので、ただ見るだけでも十分に面白いけど、この本の特長は映画(ep1~6に加え、『クローン・ウォーズ』も含まれる)で使われた様々な効果音を実際に聞く事ができること。


↓大きさはこんな感じ(比較するため10円玉を置いてみた)。


↓赤丸の中の番号を入力して再生ボタンを押すと、ライトセーバーの音が聞こえるのだ。楽しい〜!


テンキーはないので、ひたすらボタンを押し続けるw。


最近『ウォーリー』の効果音を担当したことでも知られるサウンド・デザイナー、ベン・バートによる効果音の解説や裏話も満載。例えば、AT-ATが歩く「ガッチャン、ガッチャン」という金属的な音。



あれはいくつかの音を組み合わせていていて、その1つについてこんな風に書かれている。


I found that one when going out to get the newspaper in front of my house one morning.I opened the lid on a Dumpster, which had been left by the refuse-collecting company, and that squeaky lid made such a good sound that i recorded it, and it became the other key element of the walkers.


(意訳)ある朝私は家の前に新聞を取りに行きあるものを見つけました。廃品回収会社が残した大きなゴミ箱のフタを開くと、そのフタがキーキーと良い音を出したのでその音を録音しました。そしてそれはAT-ATの音のもう1つの重要な要素となったのです。


こんな感じでおなじみの効果音が、意外と日常的な音から作られていたなんて事実も分かって2倍、3倍楽しめるのだ。スター・ウォーズ好きならオススメ!


↓本の冒頭には、ベン・バートによる序文がある。


↓こちらの動画が分かりやすい。


↓自分はamazon.comLINK)に発注したけど、amazon.co.jpでも扱ってるのな。

Star Wars Sounds. by J.W. Rinzler

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ウォーリー [Blu-ray]

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