オランダ旅行記その2(交通機関とミニチュア篇)

<3日目その1>


昨日までは友人に付き添ってもらい行動したが、今日から2日間、自分達だけで行動することに。一番難しいのが各交通機関の使い方。


オランダの主要な交通手段はトラムやバス。これまではストリッペンカールトという紙の回数券を使うのが主流だったけど、この使い方が分かりづらくてツーリスト泣かせだった。しかし現在、少なくともアムステルダム等主要都市ではこの回数券は既に廃止されていて、代わりになってるのが日本のSuicaと似ているOVチップカード


↓こんな感じ。(※)


これを乗車時と下車時に機械にかざすだけで支払い完了。超簡単!旅行者は「無記名カード」か「期間限定カード」を購入して使用するのが一般的。今回は友人に「無記名カード」を借りて使用しました。


これとは別にInterCity(IC)という急行電車等に乗るときは自販機か窓口で乗車券を購入するんだけど、この自販機の使い方も分かりづらい。しかもクレジットカードが使えるはずなのに故障していたり、紙幣は使えず硬貨しか受けつけないので、ほとんどの自販機の前では各国からやって来たツーリストが悩んでいる光景を目にすることになる。


↓自販機の画面。(※)


ちなみに保護者同伴の4-11歳の子どもの乗車券は左から「Railrunner」を選択すると格安の乗車券が買えるのだが、そんなの分からないって!


自分達はあらかじめ友人に使い方を聞いていたので比較的スムーズに購入することができた(クレジットカードも使えた)。日本と決定的に違うのが「改札がない」こと。だから苦労して購入したとしても、電車に乗る時、降りる時にも誰からもチェックされない。じゃあ買わなきゃいいのかというと、たまーに電車内で検札に来るのだ。乗車券がないと罰金を取られるので注意(旅行中1度だけ検札を受けた)。


※電車の乗り方はこちらが詳しい。


今回はアムステルダム中央駅から最終的にロッテルダム・ブラーク駅に行くのでここまでの乗車券購入。大人€13.3(約¥1,510)、子ども€2.5(約¥290)。


↓こちらが乗車券。


まずはアムステルダム中央駅からICに乗車し約50分でデン・ハーグHS駅下車。


↓IC乗車中に社会情勢チェック中。


ここから9番トラムに乗り換え。


↓このトラムが超かわいい。


15分ほどでミニチュア・テーマパーク「マドローダム」に到着。


マドローダムは早い話が東武ワールドスクエアのオリジナル。ワールドスクエアが世界中の有名建築のミニチュアなのに対して、マドローダムはオランダの建築物オンリーなのが特徴。25分の1サイズに精巧に作られたミニチュアは鉄道や車が動いたりして超楽しい。入場時にもらえるパンフレットに各建物の解説が載っているので、これを見ながら回るのがオススメ(英語だったけどな)。


↓朝は雨だったのに到着時にはこの天気。自称晴れ女の娘さんは満足気。


↓自動車はちゃんと走る。


↓怪獣になった気分。植物は作り物ではなく本物。


↓怪獣になった気分その2「アリエッティはいねーかー」。


↓ロックフェス。ちゃんと音楽が流れて客も動いてる。


↓ロックフェス拡大。よくできてる。


ミニチュアを見るだけでも楽しいんだけど、オランダの子ども達が超かわいくってねぇ...。自分の娘の写真を撮るふりして他人の子どもの写真をいっぱい撮ったのは内緒だ。


↓オランダの子ども。


↓オランダの子どもその2。


マドローダムでたっぷり遊んでから再びトラムでデン・ハーグHS駅に戻って、ICに乗り換えてロッテルダムに移動。ロッテルダム中央駅前にはさっきマドローダムで見た建物(Gebouw Delftse Poort)の実物があって興奮。


↓こっちがミニチュアのビル。


↓こっちが本物。


ロッテルダムアムステルダムデン・ハーグにあった古典的なレンガ作りの建物はほとんどなくて近代的な高層ビルばかり。中央駅から1駅先にあるロッテルダム・ブラーク駅で下車(デン・ハーグから約20分)。この駅を出ていきなり目の前に飛び込んで来るのが...。


(※)がついた写真はネットから借用。


オランダ旅行記その3に続く。