バリ島に行って来ました(その4)
3日目前半はモンキーフォレストに行きました。猿いっぱい!
朝食を食べてから、モンキーフォレスト通りを昨日とは逆に南方面に進むと10分程度で通りの名前にもなっている「モンキーフォレスト」に到着しました。ここは野生の猿を放し飼いにしている自然保護区で、入場料は大人20,000ルピア(約160円)、子供は半額でした。
入場して早々に娘さんが猿に帽子を取られるハプニング!その後係の人が猿に石を投げて追い払い、何とか取り戻すことができました。
敷地内には「死者の寺」と言われるプラ・ダラム・アグン・パダントゥガル寺院があります。入口の所でサロン(腰布)を貸してくれるので、これを巻いてから入場。入場料が明確にあるわけではありませんが、「Donation」と書かれていたので、小額を寄付しました。
この寺院はシヴァ神(破壊の神)を祀っていて、「子供を食べるランダ(魔女)」等とても不気味な石像がたくさんあります。
↓この写真のみこちらから拝借
ランダはバリ・ヒンドゥーの悪の側面を象徴しており、反対に善を象徴する神獣バロンと対を成す。たとえ倒されても必ず生まれ変わり、バロンと終わりの無い戦いを続けるとされている。また、シヴァの妻であり、シヴァの破壊的な面を表すドゥルガーの化身でもある。舌を出し、浮き上がったあばら骨に萎びて垂れた乳房を持つ老婆である。ランダの像には、子に乳を与える姿と子を食いちぎる姿が見られる。
ランダ (魔女) - Wikipedia
美しく荘厳な雰囲気がある森の中で、かわいい猿に囲まれながら、悪霊であってもその存在を認め敬うバリ・ヒンドゥーの奥深さに触れることができて楽しかったです。
(その5)へ続く