急いで口で吸え - 『スカイライン』

ロサンゼルスの親友に会いにきたジャロッド(エリック・バルフォー)とエレイン(スコッティー・トンプソン)。早朝4時ごろ、突如として青白い光と共に不気味な音が響き、友人が光の中に姿を消してしまう。窓の外ではたくさんの巨大な飛行物体が空を埋め尽くし、地球から人間を次々と吸い上げていた。


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ざっくり感想。ラスト直前まではスゴく好き。圧倒的な力の前に人間がなす術なく右往左往する様は大好きだし、観てて楽しい。舞台となる高級マンションからほとんど動かなかったり、登場人物がほんの数人なことも設定として全然アリだと思う。特殊効果については満点差し上げたい。


でもあのラストはなー。あの展開そのものがダメとは言わないけど、なんであんなに雑なの?個人的には勢いで誤摩化そうとしてるようにしか思えなかった。あれを10分くらいかけてしっかりと作ったらどうかと思うけど、そうするとインパクトが無くなっちゃうのかなー?うーん。


そもそもあのラストになったのは100%監督の意図通りなの?もしくはもっと別のことをやりたかったのに、何かしらの理由でできなかったの?そういうのちゃんと調べればいいんだろうけど、今忙しいのでまた今度。この感想の方が雑、というオチでした。


(その他)
・ポスターに書いてあるけど、USでのキャッチコピーが「Don't look up」(見上げるな)なのね。子供が見上げるポーズの『SUPER8』とは色々真逆な映画でした。