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かわいいだけじゃだめかしら? - 『チェブラーシカ』『くまのがっこう』

誰も出会ったことのない大きな耳の小さな生き物は、はるか遠く南の国からオレンジの木箱に入れられてロシアまでやって来る。その生き物は起こしてもすぐに倒れてしまうことから、発見者の青果店の主にチェブラーシカ(バッタリ倒れ屋さん)と命名される。やがてチェブラーシカは動物園で暮らす孤独なワニのゲーナと友達になり……。


オフィシャルサイト


新『チェブラーシカ』と『くまのがっこう』を娘さんと観に行きました。


2001年のユーロスペース、2008年のリマスター再上映に続いて、3度目の『チェブラーシカ』。今回は日本人監督による日本オリジナル版として制作され、本国ロシアでも受け入れられたというニュースが伝わってきてました。


日本版『チェブラーシカ』を原作者が大絶賛!!ロシア国内での批判乗り越え、「著作権、何でも差し上げます」 - シネマトゥデイ


日本で作った「チェブラーシカ」をロシアで上映!-シネマトゥデイが現地取材 - 映画の情報を毎日更新 | シネマトゥデイ


正直言ってほとんど期待してませんでしたが、ロシアのオリジナル版の雰囲気を崩さないように相当がんばって作ってるな、とは思いました。ただ、個人的にはロシア版の面白さって60-70年代の共産主義思想(団結すれば幸せになる、みたいな)が見え隠れするようなカルチャーギャップ的な部分が大きかったので、当然そういう面白さはなかったです。


2001年のユーロスペースでの上映時には当然子供なんかいなかったけど、今回はほとんどの客が子連れ(自分含む)。大橋のぞみちゃん他による日本語吹替え版は、ロシア語版と比べると17分も短縮されたり、ナレーションが入ったりと、最初から「子供向け」を前提に作られているように思えました(ロシア語版未見なんでナレーションがあるかは未確認)。大人が観る分にはややたいくつかも。


対して「くまのがっこう」。こちらもまぁ「かわいらしい」以外に特に感想なし。音楽を担当したコトリンゴはいい仕事していたと思います。


その他
・「名前知ってるなら最初から言えやー!」と思ったのは内緒だ。
・娘さんはかなり気に入ったようだが、帰宅してオリジナル版観直して「やっぱこっちが好き」と言ってました。
・アニメーションを担当したのは韓国のスタジオの韓国人スタッフ。もうちょっと彼らの努力も取り上げてあげて欲しい。


(参考)
WEBアニメスタイル | 【アニメスタイル特報部】『チェブラーシカ』中村誠監督インタビュー 前編 この世界は実在する、という感じを出したかった


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