好き好きビノシュちゃん-「汚れた血」

ハレー彗星が再び近づく近未来を舞台に、才人カラックスが展開するSF的なフィルム・ノワールにメロドラマの要素が溶け込んだ作品。愛なきセックスによって伝染する“STBO”という奇病が蔓延するパリで、男がメトロで死ぬ。友人マルクは金貸しのアメリカ女に殺されたのではと疑うが、マルクも彼女から汚れた金を借りていた。その返済のため、ある製薬会社が開発した“STBO”の特効薬を盗み出そう計画するが…。


こちらも3月の話ですが、「ジュリエット・ビノシュ レトロスペクティヴ」で上映された「汚れた血」をユーロスペースで観ました。


映画館で映画を観ることにあまりこだわりがないのでレンタルDVDで済ませることが多い私ですが、どうしても映画館で観なくては!と思っている数少ない作品の1つがこの「汚れた血」。ビノシュのみをガン見していたので「カイロの紫のバラ」みたいにスクリーンから出て来るんじゃないか(出て来て欲しい)と思いながら鑑賞(バカ)。


申し訳ないんだが、今現在のビノシュにはまったく惹かれないんだよねぇ。年齢の問題じゃなくてあまりにも「この時期の美しさ」が際立ち過ぎているというか。当時、ビノシュTシャツとか手作りしてましたよ。ぎゃーっ。


↓シェービングフォームで遊ぶシーンがかわええ。


汚れた血 [DVD]

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