ライフ・オブ・ブライアン

西暦33年のエルサレムイエス・キリストと同じ日に生まれたユダヤ人の青年ブライアンは、ひょんなことから民衆に救世主だと勘違いされてしまう。救世主であることを必死で否定するブライアン。しかし、どんどん信者は増える一方。おまけにローマ帝国にも危険人物のレッテルを貼られ、悲劇と喜劇の入り混じる驚愕のラストにもつれこむ!


ようやく発売されたDVD。日本語吹替えのみのLDを持っていたけどプレーヤーも壊れてしまい見れなくなったのでうれしいです。

改めて見ると自分の宗教観みたいなのがこの映画がベースになってるなぁ、と気づかされました。走るブライアンの脱げてしまった靴をめぐって信者達は様々な解釈をする。「我々も片方の靴を脱いで手に持とう!」「いや、靴はお印だ。靴を集めよう」。バカバカしいと思いつつ、宗教ってこういうもんだよねと妙に納得させられました。

ラストに流れる名曲「Always look on the bright side of life」も相当好きです。この曲を葬式で流したい人が多いというのもいい話だなーと思いました。

最後のはりつけのシーンにちょっとだけしか出てこない「先鋭自殺部隊」(特典の「カットされたシーン」によるともっとたくさん出番があったらしい)。彼らがかぶる甲冑についてるマーク(テリー・ギリアムがデザインしたらしい)が相当やばかった...。

今まで全然気がつかなかったよ...。コメントは特になし、ということで。