カポーティ

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レンタル。「ティファニーで朝食を」などで知られる作家、トルーマン・カポーティの半生に迫ったドラマ。カンザスでの一家惨殺事件に興味を持った彼が、服役中の犯人に取材を試み、「冷血」として小説に書き上げるまでを描く。死刑を宣告された犯人を自作に利用しつつも、やがて親近感を覚えて戸惑うカポーティ。作品のために“冷血”になっていた彼が、死刑を前にした犯人の心を知る過程は、感動的でありスリリングでもある。

構図とか編集とか全部素晴らしい。また「冷血」な犯人について書いたつもりがカポーティ自身の方が「冷血」だと気がつく後半の展開は胸が締めつけられそうでした。そしてそしてフィリップ・シーモア・ホフマン!特徴的な高い声で一本調子にしゃべり、イヤミな人間の様でスノッブなパーティではジョークで笑わせる人気者でゲイ、という難しい役柄を取り憑かれたように演じていました。あのイタ電でオナニーしていた男が...(関係ない)。とはいえ動いているカポーティを見た事ないので「本当にこんなしゃべり方だったのか?」と思っていたら、嫁さんに「カポーティ本人が出演した映画がある」と教えてもらいました。(下の「名探偵登場」に続く)

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