銀河ヒッチハイクガイド
![銀河ヒッチハイク・ガイド [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/61X9JE7FA2L._SL160_.jpg "銀河ヒッチハイク・ガイド [DVD]")
- 出版社/メーカー: ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
- 発売日: 2006/03/17
- メディア: DVD
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面白かった！
監督のガース・ジェニングスはBlur「Coffee&TV」*1（大好き！）、REM「Imitation Of Life」*2（超好き！）なんかのミュージックビデオを作った映像制作ユニットHammer&Tongsの1人でそれなりに期待してたんだけど、UK的笑い（っていうのか？）がてんこ盛りで期待以上に良かった（監督は確かアメリカ人だったような…）。全然違う映画だけど「ショーン・オブ・ザ・デッド」のシニカルでナンセンスな笑いを思い出しました。ちなみにガース・ジェニングスを監督として推薦したのはスパイク・ジョーンズ。自身もいい仕事するけどアシストも流石。
原作は公開時に一応読んだけど特にSF好きでもないので思い入れなし。ただし前半の展開が速かったんで原作知らなかったら置いてけぼりくらってたかも。
「銀河ヒッチハイクガイド」はその名の通りガイドブックなんだけどニンテンドーDSを大きくしたような電子ブックタイプで音声で質問すると映像で解説してくれる仕様（ニンテンドーDSは「銀河ヒッチハイクガイド」モデルとか出せばいいのに）。そのインターフェイスアニメーションを作ったのがやっぱりミュージックビデオ制作で有名なShynola。このアニメーションが洗練されているけどちょっとマヌケでまたいいのだ（DVDのメニュー画面も同じインターフェイスを採用）。
他にも褒めたい箇所はいっぱいあって、巨大なエイリアンがCGではなくジム・ヘンソンによる着ぐるみだったり、ラッパーのMosDefが俳優として派手さはないんだけどいい味出してたり、オープニング＆エンディングにかかる大げさな「イルカの歌」は最高だし、鬱ロボットマーヴィンはアホだけど最後に活躍？するしで全部楽しめました。レンタルしたんだけど買ってもいいなぁ。
