着信アリ

オフィシャル)レンタル。携帯電話に「死を予告する」電話(発信者は自分の番号)が入るようになり、主人公柴崎コウの回りの人間が次々と謎の死を遂げていく。そしてついに自身の携帯にも電話が入り…てなストーリー。結論から言うととんでもなくつまらない最低映画。「携帯電話」「都市伝説」「親からの虐待によるトラウマ」「ジャパニーズホラー」「三池崇史」というトレンドを混ぜ合わせただけのマーケティング重視の中身空っぽな内容。一応三池監督ってことで期待はしたんだけど、全然ダメでした。岸谷五朗がちょっとだけ面白かったけど、石橋蓮司にフツーの演技させてどうすんだよ。まぁ企画・原作、秋本康って時点で自分に向かない映画だと分かってはいたんだけど、それにしてもひどい。一応書くけど、後半犯人(といっていいのかな?)が分かったところで、「携帯に予告電話がかかる」必然性がまったくないんだよ。コレって「携帯に死の予告着信が入る」っていうアイデアだけができあがって、あとはテキトーな理由でお話を作っただけにすぎないと思う。あとこの映画がピンと来なかった理由として自分自身が全然携帯に依存していないってことがあるかも。一応持っているってだけでもう全然使っていない。自分の携帯番号を知っている人なんて多分10人いないし。そんな人間には「なんで携帯なの?パソコンメールや家の電話じゃないのはなぜ?」としか思えないのよ。