ブラックホーク落ちた、落ちた♪

中古で「ブラックホーク・ダウン」DVD購入したので再見。戦争映画の中では1番好きな作品という評価は変わらないが、2度見てもレンジャーとデルタの関係がよく分からんかった。それ以前にどっちがどっちかもよく分からんかった。映画冒頭、拉致されたソマリア人が「これは内戦だ。アメリカ人が来るべきではなかった」とつぶやく。ただし自称正義の味方のアメリカ人は「30万人も死んでいる。これは戦争ではなく虐殺だ」と答え、せっせと薮をつつき、その結果起きた予想外の出来事にあたふたしながら、「それでも俺達は仲間を見捨てなかった」とヒロイックになっているという不思議な映画。ただ戦争というものは矛盾が積み重なったものである訳で、その戦争を素直に映画化するとこのようになるのだろうと、とりあえず自分では納得しています。

最近発売されたコレクターズDVDボックスに収められているドキュメンタリー「ブラックホーク・ダウンの真実」が来月スーパーチャンネルで放送されるみたいなので、こちらも楽しみ。

参考サイト:映画製作者ドン・シンプソン&ジェリー・ブラッカイマー