大阪、鳥羽、名古屋に行って来ました(その2 新世界と江戸川乱歩館編)
<2日目>
ホテルで起床して新世界まで朝の散歩。いつもは観光客でごった返す人気スポットだけど流石にこの時間は人も少なかったです。
先日、難波里奈さんの「クリームソーダ 純喫茶めぐり」という本を読んでから、純喫茶でクリームソーダを飲むのが娘さんのマイブーム。
そんなわけでこの本に載っていた喫茶ドレミに行って来ました。場所は通天閣のすぐ隣にあります。
注文はもちろんクリームソーダ(緑)、そしてホットケーキ!どちらも美味しかったです。
腹ごしらえも済んでホテルに戻ってチェックアウトし、近鉄大阪難波駅から電車で2時間ほどで三重県の鳥羽へ到着。そこから徒歩10分ほどの所にある娘さんが大好きな作家、江戸川乱歩の記念館に向かいました。
乱歩は青年時代を鳥羽で過ごし、この記念館の向かいのアパートで下宿していたそうです。
乱歩館には乱歩に関する資料や愛用品が展示されていて、他にも「幻影城」という乱歩作品をイメージしたオブジェが並べられたスペースもありました。
乱歩館を後にして、遅めのお昼ご飯を食べてから海辺を散歩しました。それから再び近鉄電車に乗って名古屋へ。
↓名古屋のお約束、ナナちゃん
地下鉄で栄駅まで移動し、ホテルにチェックイン。少し休んでから大須にあるUKモッズファッションのお店、fab chicへ。
https://ja-jp.facebook.com/fabchicosu/
カッコイイ服がたくさんで目移りしましたが、NEVERTRUSTのシャツと、SOLEILのそれいゆちゃんをイメージした「ファブ美」キーホルダーを購入しました。
晩ご飯は喫茶ゾウメシへ。最近オープンしたお店なのに昔からある純喫茶のような雰囲気がある居心地が良いところでした。娘さんは朝に続いてこちらでもクリームソーダ(青)を注文。
ホテルへ戻って就寝。昨日は眠れなかったけどこの日はぐっすり眠れました。
その3へ続く。
大阪、鳥羽、名古屋に行って来ました(その1 万博公園編)
三連休を利用して娘さんと大阪、鳥羽、名古屋に行って来ました。
<1日目>
新横浜駅から崎陽軒のチャーハン弁当食べつつ新幹線で新大阪駅へ。そこから地下鉄で千里中央駅へ移動し、老朽化したショッピングモールの千里セルシーへ。
実は30年近く前にこの近くに住んでいたので懐かしかったです。当時は何とも思わなかったけど、今見るとレトロな建築でカワイイんだよね。ニュースによると取り壊して再開発する模様。
↓新人アイドルとかがよくライブしてたステージ
ここからモノレールに乗って万博公園へ移動。昔遊びに行ったエキスポランドの跡地はららぽーとEXPOCITYへと変貌を遂げてました。
そんなこんなで万博公園に到着。この日はたまたま万博の記念日という事で入場無料でした。ラッキー。
相変わらず存在感ハンパない。今回は太陽の塔の内部に入る予約を入れていたのですが、まだ時間があったので万博公園内のEXPO'70 パビリオンへ。
https://www.facebook.com/expo70pavilion/
こちらは大阪万博にあった鉄鋼館を利用した万博の資料館ですが、大阪万博のレトロフューチャーっぷりが堪能できて想像以上に面白かったです。
意外な事に、特に万博に興味がなかった娘さんが超食いついてました。「え、何これ?かわい過ぎない?」「え、何で私ここにいないの?」「ソビエト館ヤバイ!レーニンヤバイ!」と大はしゃぎでした。
EXPO'70 パビリオンを堪能していよいよ太陽の塔へと向かいます。間近で見る太陽の塔の迫力たるや。
太陽の塔の内部へは一度に入れる人数に制限があるので、こちらから事前予約が必要です。
いよいよ太陽の塔の内部に入ります。ここからは撮影禁止なので写真はありませんので、こちらの映像をご覧ください。
サイケデリックというか、一晩閉じ込められたら発狂するんじゃないかと思えるくらい狂った内容でした(褒めてます)。
万博公園を後にして難波の近くのホテルでチェックイン。夜は嫁さんの両親と一緒にご飯を食べました。
それから再び大阪観光。まずはベタに戎橋へ。
それから以前から行ってみたかった心斎橋のピンボール専門店THE SILVER BALL PLANETへ行きました。
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』や『ゴーストバスターズ』等々、様々な映画や音楽をネタにしたピンボールが沢山あります。
私が気に入ったのはロブ・ゾンビのピンボール。ロブ・ゾンビの映画のキャラクターが登場し、音楽もロブ・ゾンビ。
娘さんが気に入ったのは『オズの魔法使い』。左右のフリックがルビーの赤い靴なのが超カワイイ。
久しぶりの大阪を満喫してホテルに戻って就寝。しかしこのホテルがすぐ近くを幹線道路が走っててうるさくてあまり眠れませんでした。トホホ…。
その2へ続く。
青森に行って来ました(その3 青森県立美術館編)
<三日目>
ホテルで朝食を済ませてチェックアウトし、
こちらの展示品で最も有名と思われるのが、
この旅唯一の父娘2ショット。
他に同じく青森出身の成田亨(『ウルトラマン』
常設展示を一通り見てから今回の目的である企画展「めがねと旅する美術展」
「めがね」をキーワードに絵画や立体物、VR体験など様々な作品が展示されていました。私が気に入ったのは金巻芳俊さんの作品「円環カプリス」。
今回娘さんが一番見たがっていたのが塚原重義監督による新作アニ
予告編はこちら
梶裕貴、細谷佳正出演!新作アニメ『押絵ト旅スル男』30秒予告
冒頭2分20秒はこちら
江戸川乱歩が好きな娘さんは以前からこの作品を見たかったという事で、かなり気に入って繰り返し見て
こちらとは別に「乙女の本棚シリーズ」としてイラストレーターしきみさんのイラストが入った『押絵と旅する男』という書籍もあります。こちらも娘さんのお気に入り。
美術館を堪能して再びタクシーで青森駅に戻ってから、JRで新青森駅へ移動。
今回の旅で購入したもの。
左は阿保正文工人のベーシックな津軽系こけしで、右は山谷レイ工人(大正生まれのおばあちゃん!)のこけしでギョロ目が超かわいい。
山谷レイさんのインタビュー 温湯温泉の映像もあります
津軽こけし館のこけし付き宿泊プラン「こけ宿」申込者が貰えるこけしx2体と、
名前忘れたけどこけしのお菓子
以上、青森旅行記でした。
青森に行って来ました(その2 太宰治編)
<二日目>
夕飯は部屋まで運んでいただきましたが、朝食は別室に準備されてました。部屋に入ると熊の毛皮(?)が敷いてあってビックリ!
やっぱりこけしも飾ってました。
旅館を後にしてレンタカーで弘前駅へ戻って車を返却。JRで五所川原駅まで移動し、隣接した津軽鉄道線に乗り換えます。こちらで期間限定で運行している「太宰列車」に乗りました。
列車内には太宰に関する小ネタが書かれた手作りのポップや、地域名産品の風鈴が飾っていました。ちょっと学祭のノリで面白かったです。
太宰列車内で太宰治『津軽』を読んで、文学少女気取りの娘さん。
列車にはアテンダントの女性も乗っていて、太宰と津軽の関わりを解説してくれたり、太宰作品の一節を朗読したりして色々面白かったです。
金木駅で下車して徒歩6分ほどで、太宰治の生家で現在は記念館になっている「斜陽館」に到着。ちなみに駅から斜陽館へ続く道は「メロス坂通り」という名前でした。
このような囲炉裏のある部屋があると思ったら、
立派な洋間もあってとにかく広くてゴージャス。
太宰の『津軽』は半自伝小説でこの家についても書かれています。娘さんは「あー、この洋間は小説に出て来たアレだ!」とえらく興奮してました。
館内にはAR機能で太宰と2ショット写真が撮れるようになっていて、なかなか面白い写真が撮れました。グレースケール加工したら雰囲気出ますね。
隣接した売店でタクシーを呼んでいただき、芦野公園に行きました。春には綺麗な桜が咲くことで有名な広い公園ですが、今日は人もまばらでした。こちらには太宰の文学碑や銅像が建っています。
ちなみに太宰治の墓は東京三鷹にあって、先日お墓参りにも行って来ました。太宰の墓の正面には森鴎外の墓があります。
五所川原駅のすぐ隣に巨大なねぷたが保管されてました。五所川原では「立佞武多(たちねぷた)」と漢字表記するようです。色々難しい…。
弘前駅まで戻ってから札幌駅へ向かいました。駅前のホテルにチェックインして夕飯。青森の郷土料理を食べられる居酒屋で諸々堪能しました。
この日は青森ねぶた祭りの前夜祭だったので、イベント会場のある青い海公園へ行ってみました(青森は「ねぶた」表記なのよね)。
青森の観光物産館「アスパム」の前で。タイレル・コーポレーションみたいでカッコイイ建物。
アスパムの展望台からの眺め。
会場には明日の本番に備えてねぶたが一堂に集合してました。各ねぶたの前では、関係者と思われる人たちがビニールシート敷いて酒盛りをしている光景が面白かったです。
こんなカワイイ小さなねぶたもありました。やるな、いなば。
疲れたのでホテルに戻って一休み。コンビニで仕入れた青森名物イギリストーストを肴にビールをいただく。どれもねぶた仕様になってます。
ホテルの窓から景色を眺めてたら花火が始まった!花火が上がるらしいとは聞いてたけど、ホテルからこんなにはっきり見えると思ってなくてラッキーでした。
その3に続く。
青森に行って来ました(その1 こけし編)
7月末に娘さんと青森へ二泊三日の旅行に出かけました。
<一日目>
東京駅で好物の築地松露の「たまごサンド青赤」
3時間ほどで新青森駅へ到着。関東はこのところ暑い日が続いていたので「青森で避暑を!」
新青森駅からJRで弘前駅へ移動。さすが青森、
ここからはレンタカーに乗って黒石へ向かいます。
↓娘さんがiPhoneでパノラマ撮影したもの。
さらに20〜30分ほど走って虹の湖公園に到着。こちらは道の駅にロックフェスも行われる大きな公園が隣接されています。
ここに来た目的はこの巨大こけし滑り台を見ること。
近くで見たらさらに巨大!存在感ハンパない!
公園を後にして今回の宿がある温湯(ぬるゆ)温泉へ。
1Fには高さ4.2mもある日本一のジャンボこけしがどーんと展示されています。先ほど見たこけし滑り台のインパクトに負けそうでしたが、こちらは木で作られた本物の(?)こけしになります。
2Fは有料スペースになっていて、日本全国のこけし4,
有名人が絵付けしたこけしも多数展示されてました。さくらももこや小池百合子はなかなか頑張ってましたが、それ以外がもう…。
展示に関しては大満足だったのですが、館内で「ミッキーマウス・クラブ・マーチ」
それから津軽こけし館に隣接した施設「津軽伝承工芸館」へ行きました。
こちらに新青森駅や色んなところで見かけた「こけし灯ろう」
工芸館には至る所にこけし灯ろうが飾ってあります。どれも柄が可愛い。
こちらは工芸館内のお土産屋さんに展示してあった超巨大なこけし灯
すでに営業時間を過ぎていたところを無理言って写真を撮らせてい
宿に戻ってお風呂に入って夕食をいただきました。
ここにもこけし灯ろうがありました。
部屋にもこけしが飾ってあって、
ご飯を食べて部屋でのんびりしてたら外から威勢のいいかけ声がしたので飛
※青森には地域ごとに色んなねぶた祭りがあって、
その2に続く。
SOLEILのインストアライブを見に名古屋へ行ってきました
6/
7月に東京でライブもあるんだけど、
新横浜を8時過ぎに出発。実はこの日、例の
地下鉄に乗って矢場町へ。
インストアライブは12時からだったので、
12時前にタワレコに戻って待機。そしてSOLEILメンバーが登場し、いよいよインストアライブ開始!
曲は「魔法を信じる?」「恋するギター」「青いインクのラブレター」「MARINE I LOVE YOU」の4曲。聴きたかった「MARINE I LOVE YOU」も聴くことができました。同行した娘さん(
続いてサイン会。興奮して不審者と化していた父娘でしたが、
↓サインもらったー!
これにて名古屋行きの目的は果たせたものの、
事前に調べていた金山駅近くの高架下にあるノスタルジックモール
アンティークマーケット吹上の屋上にはシャレオツなカフェがあったのでしばし休憩。
地下鉄で矢場町に戻って散歩してたら久屋大通公園に人混みを発見
手羽先が名古屋の名物なのは知っていたけど、
という事で、せっかくなので頂きました。えーと、手羽先だった。
会場にいた名古屋のゆるキャラ「エビザベス」。
しばらく散歩してから有名な矢場とんへ行き味噌カツを堪能。
名古屋駅に戻って、オススメされていた千寿の天むすを購入し持ち帰り。
特典でもらったSOLEILのポスターも額装できました。素敵!
これにて思いつき父娘名古屋日帰り旅は終了。
SOLEIL『MARINE I LOVE YOU』と楳図かずお『わたしは真悟』の素敵な関係について
先日たまたま見つけたこの写真。即座に私の周辺の楳図かずおクラスタが色めき立ちました。
「この楳図マンガに登場する美少女のような美少女は誰?」
彼女の名前はそれいゆ。
ここでアルバム発売直前のインタビューから抜粋。
久保田 そっか(笑)。じゃあ「MARINE I LOVE YOU」の話を。1曲だけ楽曲の成り立ちがちょっと違うんですよ。 それいゆちゃんが楳図かずおの、ね?
それいゆ はい。「わたしは真悟」がすごい好きで。その話をしてたら、マイクロスターの飯泉(裕子) さんがそのマンガをイメージして歌詞を書いてくださって。
久保田 飯泉さんも「わたしは真悟」が好きだったんですよ。
──「MARINE I LOVE YOU」のMARINEは「わたしは真悟」の真鈴だった(笑)。
インタビューにあるようにそれいゆちゃんは『わたしは真悟』
マリン マリン マリン I Love You
誰も気付かない
マリン マリン マリン I Love You
誰も気付かないの
Tick Tack 時計 もう止まらない
友達 皆 奇妙に背が伸びて
時間が無いわ 答えて欲しい
Marry me ? Y or N ?
秘密の暗号
二人のwoo How to do
きっときっとすぐに 大人になって
もう会えない 子供だった君には
最後のカケラ もう動かない
全部だった でも忘れたよ
「アイ」だけを残し
私も『わたしは真悟』
それを踏まえた上で『MARINE I LOVE YOU』のMV(ショートバージョン)をどうぞ。
SOLEIL / 「MARINE I LOVE YOU」MUSIC VIDEO
ちゃんと東京タワーでロケしているのが素晴らしい!そしてカワイイ!一緒に飛び移りたい!
↓楳図かずお公式からもお墨付き!(Twitter埋め込みうまくいかず画像で失礼)
一応補足すると『わたしは真悟』は1982年から4年間連載された作品で、先日フランスで時代を超えて残すべき作品として遺産部門(LA SELECTION patrimoine)に選ばれた世界遺産級の傑作です。未読の人は今すぐ読んで!
わたしは真悟 コミック 全6巻完結セット (ビッグコミックススペシャル 楳図パーフェクション!)
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- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2010/02/27
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文庫版よりもこちらの「楳図パーフェクション」版の方がカラー原稿を載せたりした完全版なので圧倒的にオススメ。
勘が良い人は気がついたかもしれないけど、アルバムタイトル『
もっと言ってしまうと、14歳といえば、楳図マンガ『14歳』にも符合!もう完璧過ぎて頭クラクラする!
14歳 ワイド版 コミック 1-4巻セット (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)
- 作者: 楳図かずお
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2012/11/30
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アルバムの話もすると、真島昌利、カジヒデキ、かせきさいだぁ、近田春夫といった豪華なメンツがいい仕事していて最高です。個人的に好きなのは『キャンディの欠片』。SKAビートとロリータボイスの組み合わせが最高です。スカパラの皆さんはゲストボーカルとして今すぐ抑えることをオススメしたい。
ということで、60'sサウンド好きにも、MODS好きにも(『魔法を信じる?』の衣装を見たら悶絶する)、アイドル好きにも、楳図かずおファンにも全方位的にオススメします!次回はSOLEILのインストアライブを見るために名古屋へ行った話をします。